母親になりコミュニケーション下手に磨きがかかった私が体験した、公園デビューのあれこれを紹介します。
そろそろ公園デビューさせようかな…でもなんか怖いし…と思っているようなママは、これを読んで自分よりもコミュニケーション下手な奴(私)でもどうにか公園デビューできるんだ!と安心して下さい。
- 公園デビューが怖い
- 公園デビューの体験談が知りたい
目次
母になってコミュ障に磨きがかかる
そもそも人見知りで人づきあいが苦手な私(ふみ、アラサー)ですが、今まで学校や職場ではそれなりに友人は出来ていました。
でも転勤先の見知らぬ土地(広島)で子供を産んだ後は、友達なんか全くできない!そもそも外にあまり出ない!という状況が生後半年ほど続いていました。その頃の私はやたら散歩ばかりしていましたね。
他の親子と触れ合うような正式な近所の公園デビューに関しては、長男が2歳になってからでしたから、どんだけコミュ障をこじらしていたのか分かっていただけると思います。
公園デビューが怖い
公園デビュー…というか、私は近所の公園に行くのが怖かったです。
だって、公園の前を通ったらママたちがめっちゃ集まって話してるから!
もうグループできてるじゃん!怖い!あそこに入っていくとか無理!
子供たちもなんか集まって遊んでるし、ここにうちの息子入れるの?
なんて思い、いつも公園を横目に通り過ぎていました。
そこまで来たら入ればいいやん…と今なら思いますが、どうしても無理でした。
母親になったら家の中で子供と過ごすばかりの日々で、大人との会話は仕事から帰ってくる夫だけ。
以前はもっと友人や職場の同僚とワハハと楽しんでいたのに、いつからこんなに孤独になったんだ…。
私がこんな風に公園に行けないと、子供に友達ができないんじゃないか…。
私って人間としても母親としてもダメなんじゃないか…。
とめちゃくちゃ落ち込む日々が続きました。
近所の公園に行くのに抵抗があった理由
私が近所の公園に行くのにかなり抵抗があったのには、人見知り以外にも理由がありました。
- 公園の外から見ると、いつもママ友同士で集まっているようにみえて怖かった。
- 近所だから、もしそこで何か失敗したら今後個困るだろうなと思った。
…いやいや!心配しすぎだろ!ママ友なんだと思ってんだ!
と今の自分なら思いますが、とにかく「ママ友」というワードが怖かった。
いきなり仲間はずれにされたり、悪口いわれたりするもんだと思ってました。ドラマの見過ぎか。
だから、何か下手こいたら、これからここでしばらく暮らすかもしれないのに困るんじゃないか…と、とにかく心配でしたし、ママ友というものを警戒していました。
近所の公園に行けなかった私がとった対処法
でも家の中で子供と二人でいると頭がおかしくなりそうだったので、対処法を取ることに。
公園デビュ―が怖いので支援センターに行った
まずはこちら。それまでもたまに行っていましたが、1歳を過ぎたころから本格的に市や町が運営する支援センターやオープンスペースに遊びに行くようにしました。
大きい支援センターは多くの子供連れが集まりますが、あまりママ友同士では集まっていなかったので入りやすかったんです。
また、同じ地区からきている人もあまりいなかったようだったので、「何か失敗しても行かなくなればいいや」という犯罪者のような考えで気楽に行くことができました。
実際、何回も行っていると顔なじみになるお母さんもいて話しをしたり、職員やボランティアの人に子育ての相談ができたりするようになります。
私はそこでかなり気持ちが楽になりました!
「私、夫以外の大人と話したかったんだなあ」と実感。
支援センターでは、連絡先を交換するようなママ友もできました。
また、この時期に「他の子のお母さん」「公共の場、他に子供がいる中で自分の子供を遊ばせる」ということに多少は慣れたと思います。
公園デビュ―が怖いので少し離れた公園に行った
支援センターに行って人との接し方を若干思い出した私は、長男が1歳徒歩で行けるけど自宅から少し離れた場所にある公園に行ってみることに。
「自宅から離れてるから、何か失敗してもまあ大丈夫かな!」という考えのもとです。まだネガティブ。
そしてその公園ではお母さんたちがあまり固まっているのを見たことがなかったので、割と気軽にいくことができました。
実際に行ってみると、めちゃくちゃ楽しかったんです。
室内で遊ぶのも楽しいですが、子供と一緒に体を動かして遊具や砂場で遊ぶのは自分の気分転換にもなりました。
そして、心配していた他のお母さんたちとの関係も良好で何も問題なし!
何回も公園で会うので段々と顔なじみになり、いろんな話や相談事をしたり、子供同士を遊ばせたりと、どんどん仲良くなりました。
そこで私は「今なら…いけるんじゃないか…」と思い始めます。
怖いけど近所の公園デビューへ
ついにこの時が来た!と近所の公園へ。(暑くなってきて、少し遠い公園に行くのがつらくなってきたというのもあります。)
実際のところ、それまでも人がいない時間を見計らって遊びに行くことはありましたが、他のお母さんや子供が集まっている時間帯には全く近づいていませんでした。
(ちらっと通りかかって人の気配があると近づかない。もはや不審者の域に達していました。)
公園デビュ―を怖がる私が見た公園の様子
その日は砂場にママと子供のペアが4組。合計8人がすでに砂遊びに興じていました。
長男も砂場で遊びたがったので、そのママ友グループ(?)の中に入っていきます。
ドキドキしながら挨拶すると、にこやかに挨拶が返ってきました。
そこにいるママの2人は話をしていて、他のママは子供たちと夢中で遊んでいます。
ちょっと遠くの公園では他のお母さんと気軽に話せたのに、なぜかやたら緊張する私。
なかなか話しかけることができません。
なんとなくアウェーな雰囲気を感じます。
が!もう来たからには腹をくくって息子と一緒に楽しむしかない!
我々だけでもいつも通り楽しんでみせる!!という謎の気合が入りました。
公園デビューなど忘れて遊びに没頭する
もう他の親子とのふれあいはさておき、自分たちがまず楽しむことに。
私たち親子は砂場に山を作り、その周りを堀のように掘ってひたすら水を入れる作業を繰り返します。
長男のお気に入りの遊びです。
(ここで砂場用のおもちゃの車なんかあると、工事現場風になるのでおすすめ。100均に売ってます。)
すると、バケツを持って水道と砂場を何度も行き来しているうちに、周りのお母さんや子供たちとも自然と話すようになりました。(!!)
話をしてみると、そもそも他のママたちもグループというわけではない様子。
公園に来たらあったから何となく話してた、という状況だったようです。(なんだ!とさらに安堵しました。)
そしていつの間にか他の子もバケツリレーに参加。周りのお母さんも参加。
出会ったばかりの親子たちが、砂場遊びで一つになった瞬間でした。
またその時に気づいたのが、「この様子って公園の外から見たらママ友グループが仲良く子供たちを遊ばせているように見えるよね…」ということ。
ありもしない「ママ友グループ」(しかも怖いママ友グループ)に怯えていただけだったのかもと気づきます。
怖がっていた公園デビューの結果は?
公園デビューというのが、公園の中にすでに出来上がっているコミュニティの中に入っていくことだとすると、私たち親子の公園デビューは空振りに終わった形になりますね。
(その場にいたお母さんたちは、別にママ友グループじゃなかったので)
でも、それから何回か公園に行くうちに、お母さん同士が仲がいいのかなというグループにも遭遇しましたが、特に問題はありませんでした。
思ったよりもグループっぽくないというか、公園内でバラバラに行動しているんですよね。
もちろん私もそのお母さんたちと話しますし、子供たちも同じものに興味を持てば一緒に遊んでいました。
特にそのグループの一員になったとは感じていませんが、会えば話すし公園の帰りには買い物に一緒に行くこともあります。
今では、公園でいつも会うお母さんたちと情報交換や相談事もしますし、初めて会う人ともよく話すようになりました。
「公園デビュー」という言葉に怯えすぎていたけど、もっと早く近所の公園にも行けばよかったなと今なら思います。
「公園デビュー」と思わずに公園に行こう
「公園デビュー」っていう言葉の強さに、ついつい恐れてしまっているママ!
大丈夫、私みたいなコミュニケーション下手なママでも、今では楽しく他の親子と公園で遊べています。
ママ友もそんなに怖い人はいないはず。少なくとも私は嫌な思いをしたことはありません。
(むしろ、初対面はお互いどこか「ヤバい人じゃないか?」と警戒しあっている雰囲気があります)
あと、あなたが公園の外から見ていて怖がっている公園のお母さんたち、別にママ友グループじゃないかもしれませんよ!
周りのママたちのことはさておき、子供と公園で思いっきり遊ぶようにしていると、いつの間にか他の親子とも仲良くなれます。
もう人怖い…外出たくない…でも子供と2人きりもつらい…。
という少し前の私みたいな人は、支援センターや少し遠い公園から始めてはどうでしょうか。
大丈夫!私にもできましたから!(二回目)
家の中ではなかなかできない体を使った遊びを、公園に行って親子で一緒に楽しみましょう!
私は思い切って公園に行って他の親子と触れ合ったら、かなりストレスが減りましたよ!