生理前になるとイライラが抑えられない!
イライラしすぎて周囲の人や家族に当たってしまい後悔・・・。そんな経験ありませんか?
私は産後に生理前のイライラがひどくなり、コントロールできない自分の感情に困っていました。
今回は、「モラセス」を食べるようになったら、生理前のイライラ解消に一筋の光が見えたので、同じように生理前に苦しんでいる女性に紹介したいと思います。
- 生理前や生理中にイライラしたり鬱っぽくなる。
- 生理前のイライラがひどいけど、薬に頼りたくない。
- 生理前~生理中の不快な症状が気になるけど産婦人科に行くのは怖い・・・。
目次
生理前にイライラするのはなぜ?
生理前にイライラしたり、反対に鬱っぽくなる女性は多いはず。
私たちが生理に振り回されている仕組みと、生理前のイライラ・鬱っぽさを抑えるために必要なことをまとめました。
生理前にイライラする仕組み
生理前はとにかくイライラするし、涙もろくなったり何もかもイヤになったりします!!
生理前にイライラするのは、全部女性ホルモンの変動のせいだといわれています。
生理前後には、女性ホルモンの大きな変動が起こります。
生理後~排卵日前までの女性ホルモンの働き
- 物忘れを防止する
- 髪や肌に潤いをもたらす
- 血管を強くして動脈硬化を防ぐ(血の巡りをよくする)
- 骨を丈夫に(骨密度を保つ)
- 女性らしいからだをつくる
生理前~生理中までの女性ホルモンの働き
- むくみやすくなる
- 食欲不振または過食
- 眠気を感じやすくなる
- イライラしやすくなる
- 抑うつ
- 不安
- 物忘れしやすくなる
- 胸やお腹が張るようになる
(参考:オムロン カラダとホルモンのお話)
生理前のイライラを抑えるには?
生理が来る限り、生理前のホルモンの変動をなくすことはできません。
ですが、生理前のホルモンによる心と体への影響を、抑えることはできます。
生理前の女性の体は、生理後のホルモンの働きの恩恵を受けないので、極端に言ってしまえば血流が悪く、カルシウム不足で、水分を排出しにくい体になっています
それに加えて、生理のため「鉄分を失っている状態であること」「女性ホルモンの影響はストレスによっても変化すること」も配慮しましょう。
生理前のホルモンによる心と体の影響を抑えるためにできること
- 血の巡りをよくする
- カルシウムをとる
- 水分をうまく排出させる
- 鉄分をとる
- ストレスをためない
他の対処法については産後の生理が変化!生理痛と生理前のイライラ体験談で紹介しています。
生理前のイライラがひどいのでモラセスを試してみた
最近生理前のイライラが病的になってきたと、自分でも危機感を抱いた私。
色々と試した中で、生理前のイライラの解消に一番手軽で一番役立ったのがモラセスでした。
モラセスを食べ始めた理由
子供を産んだ後、あまりにも生理前のイライラがひどくなったので、色々と調べました。
小さい子供を抱えて産婦人科に行く気力もなく、薬を飲むのが何となく怖かった私が出会ったのがモラセスです。
あまり聞いたことはありませんでしたが、ベーグルにも使われている調味料だということと、薬ではないこと、続けても苦にならない価格だったことから、試してみることにしました。
モラセスを食べ始めたら何が変わった?
以前の生理前の私とは比べ物にならないくらい穏やかになりました。(当社比)
私が感じたモラセスを食べた変化
- 生理前でもイライラしにくくなった
- ふさぎこまなくなった
- 情緒が安定した
- 眠気を感じにくくなった
- 肩こりしなかった(生理前にひどくなる傾向)
私がモラセスを食べても変わらなかったこと
- 体重の増加(生理のせいだけじゃないかもしれない)
- 耳の詰まった感じ(時々生理の前に起こる)
生理前のイライラ解消の救世主!モラセスとは?
ここで私が生理前のイライラ解消にもっとも役立ったと感じた、「モラセス」について詳しく紹介します。
モラセス(molasses)とは?
モラセスとは、砂糖を作った時にできる副産物のことです。
日本名では「廃糖蜜」という正式名称がありますが、「廃棄」を思わせるということで「モラセス」または「糖蜜」と呼ばれているんだとか。
アメリカでは生理痛や生理前のイライラ・不調を解消してくれるミラクルフードとして認められているそうですが、日本ではあまりピンとこない人も多いですよね。
ちなみに、モラセスには3つの種類がありますが
- ライトモラセス(甘くて食べやすい。モラセスを1度煮沸したもの。)
- ダークモラセス(ライトモラセスより甘さは控えめ。モラセスを2回煮沸したもの。)
- ブラックストラップ(クセが強い。熟成したモラセスを3回煮沸したもの。)
栄養素はブラックストラップが一番含まれているので、今回はブラックストラップのモラセスについて紹介していきます。
モラセスが生理前のイライラ解消に役立つのはなぜ?
生理前のイライラや生理痛にモラセスが一役買ってくれるのは、モラセスに含まれる豊富な栄養素のおかげです。
モラセスに含まれる栄養素(ブラックストラップのもの)
- カリウム(不要な水分を排出させる)
- カルシウム(骨の強化)
- マグネシウム(血管を広げたり血栓を作りにくくする)
- 鉄分(貧血対策)
- リン(糖質の代謝を促す)
- セレン(抗酸化作用)
生理前から生理中の体は、血流が悪く、カルシウム不足で、水分を排出しにくい体でしたね。
鉄分を補給しつつ、血流をよくして、カルシウムを補給して、水分も排出しやすくなる上に、女性にうれしい糖質代謝や老化防止にも役立ってくれるのがモラセスなんです。
モラセスに含まれる栄養素 | モラセス(ティースプーン1杯) | 1日の必要量(30~49女性平均) |
カリウム | 498mg | 2000mg |
カルシウム | 172mg | 550mg |
マグネシウム | 43mg | 240mg |
鉄分 | 3.5mg | 10.5mg |
リン | 8mg | 800mg |
セレン | 3.6mg | 25mg |
モラセスの味や食べ方について
モラセスの味は、はっきり言ってしまうと万人受けする味ではありません。
黒糖のような風味と甘みはありますが、苦みにも似たようなコクとクセの強さは、なぜか海苔の佃煮を思わせます。
私の場合は、朝と夕方の1日に2回。ティースプーン1杯のモラセスを舐めるようにしています。(口に放り込んでほぼ丸飲み)
そもそもモラセスはよくベーグルの材料として使われているようですが、家庭ではなかなか難しいですよね。
他にも調べてみると、色々な食べ方があるようです。
- 牛乳や豆乳で割って飲む(レモンや生姜を足してもおいしいとのこと)
- 生姜湯に入れる
- コーヒーやココアに入れる
- 照り焼きソースとして使う
生理前のイライラ解消にモラセスを試してみて
生理前のイライラに限らず、生理の諸症状には多くの女性が頭を悩ませていますよね。
病院に行くのも、薬を飲むのも抵抗がある場合、食品として流通しているモラセスを試してみるのもアリかもしれません。
モラセスのメリット
- 生理前の体に不足している栄養を効果的に補給できる
- 薬じゃなく食品なので取り入れやすい
- 試しやすく続けやすい価格
- 生理前のイライラや不調の改善に役立った(体験)
モラセスのデメリット
- 味のクセが強い
- 日本の場合どこでも売っているわけではない(通販や輸入品店で購入が可能)