子供がおばけがいると言ったらどうしますか?
今回は、私が実際に体験した子供に「おばけがいる…!!」と言われた体験をもとに、子供がおばけがいると言う原因と、言われた時のおすすめの対処法をご紹介していきます。
- 子供が「おばけがいる」と言う。
- 子供が何かを怖がり不安定になっている。
- 「おばけがいる」と言われた時の対処の仕方を知りたい。
目次
子供がおばけがいると言う!我が家の体験談
以前我が家の長男も「おばけがいる!」と騒いだ時期がありました。その頃の状況を紹介していきます。
長男が「こわいめめ」を見たらしい
家族で車で出かけた帰りのことです。その日は大きな公園で朝から遊んだので、みんなクタクタ…。私が運転する車の中で、2歳になったばかりの長男と0歳の次男の2人の子供たちは寝ていて、夫もウトウトしていました。
明日の朝のパンがないと気づいた私は、コンビニに寄ることにしたんです。
家のそばのコンビニに車を停めると、助手席で寝ている夫に「ちょっとパン買ってくるから。子供たち見ててね!」と声をかけて店内へと急ぎました。
店内で食パンと子供が好きそうなパンをみつくろって会計を済ませ、店の外に出ると、どこからか子供の泣き声。
いや、「どこからか」じゃない!うちの車だ!
車のドアは閉まっているのに外に聞こえるような大声で、長男がギャン泣きしてるーーーーー!!
車のドアを開けると、夫は一生懸命長男に話しかけていましたが長男はギャン泣き、次男はこの騒音の中でもスヤスヤァ…というカオスな状況。
しかも長男の泣き方が尋常ではない。
抱っこをせがみながら泣く長男をどうにかなだめながら話を聞くと、
「こわいめめ、きた」
とのこと。
えっ!?何?!こわいめめ?怖い目?何?!…変質者!!??
長男に「えっ?怖い人が来たの!?何かされたの!?」と聞くと、首を振るばかり。
夫も「誰か来たら気付くわ!」と言っていたので、変質者がどう…という話ではないようです。
とにかく「こわいめめ」が来たらしい。
その後の聞き取りによって、「こわいめめ」は、私が車に戻ると飛んで行った(!!)らしく、今はいない。
それに加えて「パーシー(緑色の意味)」「これくらい(大人の手のひらサイズ)」ということが分かりました。
ゾッとしながらも、「そっか…長男と仲良くなりたかったのかもねえ」と言うと、長男は「え?そうなの?」みたいな表情になり、多少落ち着きました。
でもその後すぐに「でもこわいめめ、こわい…」と「仲良くなるのはちょっと…」みたいな空気を出したので、
「じゃあ今度来たらお母さんがこわいめめにダメって言ってあげる」と方向転換。
長男のところに「こわいこわい」が来るらしい
コンビニの駐車場で「こわいめめ」と衝撃的なファーストコンタクトを終えた長男は、その後2回ほど「こわいこわい」に怯えました。
それは決まって寝室での就寝前。
寝室に長男を連れて行き(次男はすでに就寝中)おやすみ!とバイバイした後のことです。
「そろそろ眠ったかな?」と隣の部屋で思っている頃に
みたいな感じで急に激しく泣きます。
そんな時には寝室を覗くと決まって、「こわいこわいいる…」と、寝室にできた影を見てしゃくりあげていました。
※ちなみにこれは「こわいめめ」とは別のようです。「こわいめめ」は唯一無二の存在。
「あれは影だから怖くないよー!お母さんの影もあるよ!」と影が動く様子を見せたり「怖い夢みたのかなー?大丈夫!こわいこわいはお母さんがいるからこない!」と明るく言い切るようにしていたら、落ち着いて寝ていました。
子供がおばけがいると言う原因は?
子供がおばけを怖がる原因は、ネットで調べても実家の両親に相談しても、やはり「ストレスが原因なのでは?」と考えられているようです。
当時の長男は生まれたばかりで手がかかる次男に私を取られたように感じていたでしょうし、甘えたかったり遊びたかったりしても色々我慢をさせられていたはず。
ストレスは間違いなく溜まっていましたよね。
あと、我が家の長男の場合は、「とても疲れているとき」「夢うつつのとき」に「おばけがいる!」となっていたようです。
ちなみに、我が家では「○○しないとおばけが来るぞ!」ということを言ったことはありませんでした。
「こわいこわい」というワードは、私がシーツをかぶって「怖い怖いだぞお~」と子供たちと遊んだ時ぐらい。ァッ?これがダメ?
【子供が「おばけがいる!」という原因の一例】
- ストレスが溜まっている
- 疲れている
- 眠りかけ、または起きかけのとき(夢と混同している)
…もしくは本当に見えているとき。これはちょっともう専門家に聞くしかないですね!
子供がおばけがいると言ったら?
私がおばけを怖がる長男に対して気を付けていたのは、頭ごなしに「おばけなんかいない!」「そんなこと言うな!」と子供を否定をしないということです。
我が家の長男の場合は、おそらく霊感があるとかではないと思いますが、すぐに否定されたら、一人で怖いのを我慢しないといけませんもんね。
あとは、とにかく「大丈夫!」「お母さんがいるよ!」と明るく自信をもって慰めました。
そして、こういった原因でおばけがいるように見えるのかもね?と原因を伝えるようにしていました。
(もしかしたら影がこわいこわいに見えたのかな?怖い夢を見てたのかな?など)
その効果だといいのですが、我が家の長男が「こわいめめが…」「こわいこわいが…」と言っていたのは2歳になったばかりの1ヶ月間くらいのことで、今は全く「おばけ(らしきもの)がいる!」と怖がるようなことはなくなりました。
【私の対処法】
- 子供と共感すること。
- 納得できるような理由を挙げてみること。
- とにかく安心させてあげるように努めること。
子供がおばけがいると言うときのまとめ
いきなり子供から「おばけがいる!」と言われたら、かなり驚きますよね。
今はおばけがいる!と怯えなくなり、おしゃべりも達者になってきた長男が、件のコンビニの前を通ると「ここ、前こわい目いたね」といまだに言っているので、多少ぞわっとしたものを感じることがあります。
でも、子供はきっと成長するうちにいろんなものを感じながら大きくなっていくんだろうなあ…と、なんだか感心する出来事でもあり、「あまり我慢させてストレスを溜めさせないようにしよう!」と気合を入れるきっかけにもなりました。
もしも自分の子供が「おばけがいる!」と言ったなら、ぜひ話を聞いてあげてみてくださいね!