「子供の唇の怪我はすぐ治る」とはよく聞きますが、傷口がパックリ開いたものだと焦ってしまいますよね。
今回は、子供が唇をまさにパックリと切ってしまい、外科に連れて行ってきた体験談です。
外科の先生が教えてくれた子供の唇の怪我や口内の怪我についての対応や、自宅でのケアが必要かについて紹介します。
- 子供が唇に怪我をしてしまった人
- 子供の唇の怪我や顔の傷について体験談が知りたい人
目次
子供の唇の怪我をした時の状況と傷の程度
今日のハイライト#笑い事ではない#もうどうしたらいいの pic.twitter.com/m1ocjbqRKd
— ふみ(´⊙ω⊙`)2/10 (@Fumi_tenkin) 2019年6月7日
子供が唇に怪我をしたのは、自宅でのこと。
ソファーで跳ね回る子供が勢いよく前方にジャンプして、顔からローテーブルに突っ込んだために怪我をしてしまいました。
顔を抑えて泣く子供を見ると、シャツの襟元が真っ赤になるほどの出血。傷口を確認するとパックリと開いていました。
我が家の子供の唇の怪我の程度
- 傷口はパックリと開いている
- 出血はしばらく続き、子供が着ているシャツの襟元が真っ赤になるほどだった。
- 傷自体の大きさは1㎝ほど。
- 傷は口内には貫通していないが、口の中も歯で切れていた。
子供の唇の怪我のため外科に行った
子供の唇の「口の傷はすぐ治る」とよく聞きますが、出血量とぱっくりと開いた傷口がどうにも不安だったので、以前お世話になった外科に連れて行きました。
外科での処置
子供のぱっくりとした唇の怪我を見ても、外科医はほぼノータッチ。診察は、ほぼ問診のみで終了。
一応絆創膏貼っておこうか・・・という場面もありましたが、子供が号泣したので外科の先生は貼るのをやめてしまいました。
「前回のことがあるから(以前、子供が顔を縫う怪我をして外科に行ったことがあります)外科に来たのに・・・?」と正直拍子抜けしました。
家での処置
外科医から言われた、子供の唇の怪我について家で気を付けることは・・・
- できたら本人が触らないように絆創膏を貼ってほしい。(嫌がるなら貼らなくていい。使うものは特に粘着力の強いものでなくてもいい。)
- 食事の際、熱いものや塩分の強いものは傷口に触れるとしみるので、気を付けること。
- 入浴の際にも、傷口に熱いお湯がかかると嫌がるだろうから注意してほしい。
至極当然のことばかりですね!
ちなみに以前子供が顔を縫う怪我をしたときは、薬(抗生物質)が処方されましたが、今回は薬もなにも処方されませんでした。
そして、絆創膏はやはり子供が嫌がってしまい、全く貼ることができませんでした。
子供の唇の怪我Q&A【外科医に聞きました】
子供の唇の怪我、しかもパックリと深い傷なのに、あまりにもあっさりとした診察内容だったので、不思議に思ったことを色々と聞いてきました。
子供の唇の怪我は縫わなくてもいいの?
以前子供の顔の傷を縫ってもらったことがあり、「今回ももしかしたら縫わないといけないのかもしれない・・・」と心配だったのですが、基本的に唇を縫うことはないそうです。
こんなにパックリ切れているのに・・・?と不安になりましたが、よく「口の傷はすぐ治る」というのはその通りなんだそう。
口の中や唇の回復する力は他の体の部分よりも強いらしく、パックリと深く見える傷でも、血が止まって固まり始めたらすぐに治るんだとか。
「子供は大人よりも傷の治りも早いんですよ!大人でも口の中噛んだり口内炎があっても知らないうちに治るでしょう?」という外科の先生の言葉に納得しました。
※子供の唇の怪我を縫うのはなかなか難しいというのも(暴れたりして危ないため)理由の一つのようです。
子供の唇の怪我に薬は出ないの?
顔の傷を縫った時には、化膿しないように抗生物質の薬が処方されましたが、今回はそれもなし。
痛み止めは希望すれば処方されたかもしれませんが、特に提案もありませんでした。
「子供の唇だし、よほど不潔な状態での怪我でなければ唇の傷は化膿することがない」という理由で今回は抗生物質が処方されないのだと説明を受けました。
塗り薬も「これだけよだれが出ているしね」という理由で出されませんでした。
今回は外科の先生から見て、唇の怪我が化膿しそうにないという判断ができる状態だったようです。
あくまで私の子供の唇の状態に関しての対応になりますが、基本的には「唇はつよいので、あまり処置をしない」ということが多いようです。
しかし、口の中をチェックして「歯がグラグラしている」「歯茎が切れている」という場合は歯科に行くこと。「唇の傷が貫通している」という場合は縫う可能性もあるということを視野に入れてください。
子供の唇の怪我の経過(初日から完治まで)
- 1日目・・・まだ傷口を押さえたら血がにじむ。傷の周りが腫れている。温かい食事を嫌がり、食欲があまりない。入浴は問題なし。
- 2日目・・・傷口は血で固まっている。触ろうとすると嫌がる。傷の周りの腫れはほとんど目立たない。温かい食事を嫌がり、食欲がいつもよりない。
- 3日目・・・傷口は血で固まっている。腫れが引いたが触ろうとすると嫌がる。食欲が少し戻ってきた。
- 4日目・・・傷口が血で固まりかさぶたのようになっている。食欲は3日目とあまり変わらない。
※以下完治するまで更新予定です。
子供の唇の怪我に要注意!
今回は、子供の唇に怪我をさせてしまいました。傷口を縫ったり、歯にダメージがいくこともなかったのは幸いでしたが、小さい子供の出血は毎回ゾッとさせられます。
思いもよらない動きをして、想像を超えた怪我をするのが子供だなと再認識して、より注意していこうと気を引き締めるきっかけになりました・・・。
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