先日家の中で子供(1歳)が顔に切り傷を作って、4針ほど縫いました。その時の縫合方法や経過の様子を画像付きで紹介していきたいと思います。
- 子供が顔に切り傷を作ってしまった
- 子供の怪我を縫うか迷っている
- 子供の切り傷を縫合した後の家での処置や経過が気になる
目次
子供の顔の傷を縫う基準は?
我が家の子供の切り傷は、下唇のすぐ下に1.5㎝ほどのものでした。いつまでも血が止まらず、切り口がぱっくりと開いていたのでとりあえず外科に行くことに。
待合室で待っている間に、子供の傷の看護師さんから「これは縫ったほうがいいかもね…」と言われましたが、実際外科の先生に見せると「縫いますか?」とまず聞かれました。
最初は子供の傷を縫うことにかなり抵抗のあった私ですが、傷にガーゼや絆創膏を張るとすぐに取ってしまう次男を見て、「縫ってもらわないとなかなか治らないし、絶対に後に残るな…」と思い、縫ってもらうことにしました。
▼子供の傷を縫うかどうか迷ったら以下の点を参考にしてみてください▼
- 子供の顔の傷自体は縫っても縫わなくても治る。
- 子供の顔の傷は、縫ったほうが治りが早く、跡にも残りにくい。
- 傷の場所や子供によっては「縫わずにテープで傷を固定する」という方法もある。(あまり皮膚が動かない、汚れにくい、子供がテープを取らない…など)
子供の傷の縫合方法は?
子供も大人も、縫合するときは局所麻酔を打ってからになります。ただ、小さい子供の場合、麻酔の針や縫い針に対する恐怖からどうしても暴れます。
縫合自体ができなくなるということで、かなり抑え込まれながらの処置になりますね。
我が家の次男の場合、大人3人がかりで縫合を行ってもらいました。
- バスタオルで顔以外をす巻きにされ診察台に寝かされる。
- 1人の看護師さんが子供の体にまたがり、診察台から落ちないように抑える。
- もう1人の看護師さんが子供の頭を抑えて、顔を動かさないようにする。
- 外科医師が処置を行う。
我が家の次男は、処置の間ものすごい泣き声を上げていました。麻酔の痛みと違和感、知らない大人たちから抑えつけられる恐怖のためだと思います。
処置自体は10分もかからず。次男の顔の傷の場合、4針縫いました。
子供の傷を縫合した後!家庭での処置は?
切り傷の縫合が終了したら、抜糸までは自宅療養になります。その時に病院から言われた注意点をまとめます。
- お風呂には当日から入ることができる(あまり濡らさないように注意)
- 48時間内は化膿の危険性があるので、抗生剤を飲むこと。
- 汚れたら水で拭くこと。(アルコールはダメ)
- 貼れるのなら絆創膏を貼ってあげること。
我が家の子供の場合は、縫合してすぐに食事とお風呂がOKでした。(夕食時の処置だった)
子供の傷を塗った後、抜糸まで特に自宅で行うことはありませんでした。(2日分の薬を飲ませることぐらいですね。)
傷にはアルコール!というイメージがありますが、縫った直後は特に子供が痛がることもあるようなので水で良い!と言われました。
絆創膏は、縫合したところの保護のためにできたら貼ってほしいと言われましたが、我が家の子供はなぜか絆創膏をものすごく嫌がり、貼っても一瞬で剥がしてしまうので無理でした…。
傷の縫合後、子供の反応は?
我が家の子供の場合、縫われている間と縫われた後しばらくは泣いていましたが、家に帰るころにはいつもと全く変わらない様子になりました。
※ 子供の場合口元の傷だったので、麻酔の影響がしばらく残って口がしばらく半開きでしたが、 それも家に帰るころには元通りになりました。
特に傷を痛がるようなそぶりもなく、夜に泣き出すこともなかったです。
翌日に傷が化膿していないかチェックがあった
子供の傷を縫合した翌日、傷が化膿していないかどうか診察がありました。
外科の先生が傷を見た後に消毒をして、絆創膏を貼って終了。(子供が貼ってもらった瞬間に剥ぎましたが)
子供の傷の縫合後の抜糸はいつ頃?
子供は回復力が高いので、大人よりも抜糸までの期間が短くて済むようです。抜糸までの期間があまり長くなると、傷の跡よりも縫合跡が残ってしまうのだそう。
我が家の子供の場合、担当してくれた外科の先生の宣言通り、縫合後5日で抜糸となりました。
抜糸後の経過について
子供の傷の縫合直後から、抜糸後の経過の画像を紹介していきます。
痛々しい画像ですが、子供の傷を縫うかどうしようか迷っている人への参考になればと思い掲載しています。
縫合している傷の様子が出ます。苦手な方はここでバックしてください。
縫合した翌日
縫合の翌日、いつも通りに過ごしているところを撮影。傷がまだパックリ開いていますね。
子供は痛みは感じていないものの、糸が気になるらしく注意しないと触ることがありました。
縫合して3日後
傷のパックリ割れていたところはくっついていますね。深い傷だったのでまだ傷跡は消えていません。(線のように見える場所ですね)
ただ、心配していた縫合跡は徐々に薄くなってきています。
子供が傷の周りを触っていたところをパチリ。かなり傷は目立たなくなってきているのが分かりますね。
子供の顔の傷、縫う?縫わない?
私の子供の場合、顔の傷の処置で縫合を選んでよかったと思っています。
子供の顔の傷といっても、傷がある箇所や状態、子供の性格によって処置の仕方は違います。もし「子供の傷が深そうだけど病院に行ったら絶対縫われるかも…」と心配な場合は先生に相談してみましょう。
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