妊娠する前から猫を飼っていたんだけど、子供とうまくやっていけるのか心配…。赤ちゃんと猫ってどうやって慣らしていけばいいの?
そんな方に伝えたい、我が家の猫と小さい息子たちの日常。
赤ちゃんだったころの子供たちと猫の関係と、幼児と猫がいる暮らしのリアルをご紹介します。
- 猫がいる家庭に赤ちゃんが生まれたらどうなるのか知りたい
- 猫と赤ちゃんって本当に仲がいいのか知りたい
- 赤ちゃんに対する猫の反応を知りたい
目次
我が家の猫と赤ちゃんの紹介
我が家の息子たちと猫の性格を紹介します。
- 我が家の猫は完全に室内飼い。
- 猫の性格はものすごく臆病・さみしがりやで甘えんぼだけど、しつこくされるのは嫌い。
- 我が家の長男はものすごく慎重&泣き虫。
- 次男は超マイペースで怖いもの知らず。
- 妊娠中のトキソプラズマ※の検査はパスしています。
- 猫と子供たちのそばには私が常についています。ご安心ください。
※トキソプラズマ症=猫の糞から人間に感染するといわれている感染症。
我が家の猫は生まれて割とすぐに母親や兄弟からはぐれたらしく(拾った人の話)、基本的に自分のことを猫と思っていないようなところがあります。
さみしがり屋で甘えんぼですが、怒りっぽくてすぐに手が出るタイプの猫です。
猫と赤ちゃん(乳児)の関係
猫は環境の変化に弱い動物です。昼夜問わず泣きまくる赤ちゃんとの生活は、我が家の場合こんな感じでした。
0歳児の長男と猫の関係
初めての赤ちゃんだということで、「猫がやきもちを焼いて赤ちゃん噛んだり引っかいたりしないかな…」とひそかに心配をしていました。
猫は初めて見る赤ちゃんに興味はあるものの、悪さはせず。
長男がぐずりだすと、そっと部屋から出ていきはしますが、基本的にはつかず離れずです。
たまに猫の方からそろ…と近づいてきては長男の足や頭を嗅ぎ、新しい家族のにおいを覚えようとしているような様子も。
「手を出したらヤバイ」「こいつは自分よりか弱い」とは私たち夫婦の様子で伝わっていたようです。
一人座りをしだした長男に耳や尻尾を引っ張られても、ぐ…っと耐えている姿を何度か見ました。
(私がもし猫にそんなことしたら、すぐに強烈な猫パンチを食らいます。)
0歳児の次男と猫の関係
生後半年ぐらいまでの次男はとにかくおとなしい子でした!
あまり泣きもしないし、猫にも興味がなさそうだったので、たまに猫が次男の足や頭のにおいを嗅ぎに来る以外はほぼ接点がなかったといえます。
ただ、7ヶ月ごろからほふく前進のような軍隊っぽいずりばいを始めるようになった次男。
猫の耳や尻尾を引っ張ったり、寝ている猫に上半身を預けたりと、もうすでに破天荒な動きは見せ始めていました。
よだれの量がすごくて、猫の背中がよだれまみれになることも。
しかしここでも猫は耐えの姿勢。噛みついたりせず、引っかいたりせず、ただ尻尾を振って不快感を訴えるのみです。
- 我が家の猫の場合、乳児に対しては寛容。
- 0歳児に対して引っかいたり、噛みついたりということは一切ありませんでした。
幼児と猫の関係
1歳以上になると、猫と子供たちの関係は大きく変わりました。
1歳児の長男と猫
歩き始めて、怖いもの知らずな時期に入った長男。猫を抱きしめようとしたり触ったりするようになりました。
変わったのは猫の対応です。
長男が耳や尻尾を引っ張ったら、猫パンチを浴びせるようになりました。
爪は出していませんが、なかなか強烈なパンチに長男は号泣。
今まで何も怒ってなかったのに何で!?
「にゃんにゃん=こわい!」と長男の中で変わってしまったらしく、なんだかよそよそしい雰囲気に。
長男は猫に近づかず、気まぐれに猫が近寄ってきても手を伸ばさなくなってしまいました。
1歳児の次男と猫
1歳前に歩き回るようになった次男。猫が大好きなので、いつもついて回ったり撫でたり引っ張ったりしていました。
そんな次男に対しても、猫パンチをお見舞いするようになった猫。
長男の場合はこの猫パンチにショックを受けて猫と距離をとるようになりましたが、次男はなぜかノーダメージ。
猫パンチを受けてもむしろ笑っています。なぜ?なぜ笑うの?
当然猫と距離を取ろうとするはずもなく、機動力を手に入れた次男は、ただただ猫を楽しそうに追いかけます。
猫にフーッと威嚇されながらも近づいては猫パンチを食らい、それでも嬉しそうに猫を愛でます。
猫が撫でて!とせがむときに頭をすり寄せる様子を真似て、猫に(!)頭をすり寄せたりしています。猫、困惑。
- 我が家の猫の場合、歩き回るようになった子供に対しては厳しくなりました。
- 爪を立てたり本気で噛むことはありませんが、猫パンチはお見舞いするように。
- 子供の性格によっては猫の豹変ぶりに猫を怖がる子も。
赤ちゃんじゃなくなった子供たちと猫の現在の様子
現在3歳半になった長男と、1歳8か月になった次男。すでに赤ちゃんとは言えませんね。
そんな2人と猫との関係は・・・わりと良好です!!
次男は相変わらず猫ラブで、ついに猫に自らブラッシングをするまでに成長。
長男は「こねこのチー」を見て、「我が家の猫もかわええやん…!」と思うようになったらしく、猫をなでたりご飯をあげたりするようになりました。
こねこのチーはAmazonプライムビデオでみることができます!他にも小さい子供向きのアニメもあるので、ぜひチェックしてみてください。
猫はというと、長男と次男の存在にもすっかり慣れたようで、気まぐれに近寄ってきてはちやほやされて、飽きたらさっさと子供たちのこない部屋に引っ込んでいます。
1人(匹)でゆっくりできる時間があったからこそ、じんわりと仲良くなれたのかもしれません。
子供たちの来ない部屋
朝イチで空気の入れ替えをした後は、基本的にはカーテンを閉め切って電気を消したままにする部屋。
我が家の子供たちは基本的に暗い部屋には入らないので、触ってほしくないものの収納場所や猫の寝床として利用。子供と猫の距離感を保つのにも有効でした。
猫と赤ちゃんの関係まとめ
多くの人が期待するような、「猫と赤ちゃんがイチャイチャしている様子」や「猫が赤ちゃんにメロメロな様子」は我が家では全くと言っていいほど見ることができません。
長男は猫に多少おびえながらもかわいがり、次男は猫を愛するあまり猫に警戒され、猫は子供たちが寝静まると私や夫に甘えてくるのが我が家の日常です。(ドラマチックさゼロ)
でも猫と子供たちがたまにキャッキャして遊んでいるのを見たり、たまーに子供たちにすりすりする猫を見ると、こんな関係も面白いなあと感じています。
猫と赤ちゃん…結局かわいい。