なんで赤ちゃんって歯磨きを嫌がるの?
赤ちゃんや小さい子供って歯を磨かれるのが嫌いな子、多くありませんか?
暴れたり逃げたりして、最終的には無理やり歯磨きをやってる…って人も少なくないはず。
もうヤダ!毎日辛い!子供をはがいじめにしたり、押さえつけてまで歯磨きしたくない!そんなママやパパに読んでもらいたいと思います。
今回は歯磨き嫌いの子供を持つ人に私の実践してきた歯磨き方法をご紹介します。
- 赤ちゃんや子供が歯磨き嫌いで困っている
- 歯磨きをするたびにイライラしたり子供を抑えたりしたくない
- 歯磨きの仕方で本当に効果のあった方法を知りたい
目次
赤ちゃんは歯磨きをとにかく嫌がる
我が家には3歳の長男と1歳の次男がいるのですが、息子たちも歯磨き嫌いがひどく、毎回歯磨きの時間には苦労しました!
長男は1歳半ごろには歯磨きを嫌々ながらも受け入れてくれるようになりましたが、もうすぐ1歳8ヶ月になる次男はとにかく歯磨き嫌い。
「歯磨きするよ」と声をかけると、まず逃げる。捕まえると暴れる、顔をそむける。
最終的に押さえつけてどうにか歯を磨こうとする私に対しては、なんなの?口の中に拾った子犬でも飼ってんの?ってくらい口の中を開けません。
あと、次男の場合めちゃくちゃ前歯を隠します。口を開いたとしても絶対に前歯だけは磨かせない…ッという謎の意地でめちゃくちゃ抵抗する。
毎回モォヤダになるのも私の血管が持たないので、長男の頃を思い出して色々試行錯誤をしました。
結果、今では長男は歯磨きをすすんでやるようになりました!
次男も断固として口を開けない!あばれまくるから押さえつけないといけない!ということがなくなりましたので、情報をシェアしたいと思います。
赤ちゃんが歯磨きを嫌がる時のポイント5つ
長男に効果があった歯磨きの仕方を思い出して、次男にも試してみました。
とくに効果があったもの、大事だなと思ったものを5つ紹介します。
赤ちゃんの歯磨きは一度に全部終わらせようと思わない
まずはこれ!子供が慣れないうちは歯は少しずつ磨きましょう!
子供が暴れると危ないし、早く終わらせたい!!という気持ちになる歯磨き。
ものすっごくわかるのですが、その必死さが子供には怖いんですよね。
「何?なんでそんなにお母さん必死なの!?こわい!」となって余計に抵抗します。
それに歯を一気に磨くのには時間がかかるので、子供はその間口を開けっ放しにしなければいけません。
慣れないうちは口の中の違和感と息苦しさを感じるはず。嫌がって当然です。
(大人だって歯医者さんで口を開けっ放しにするの息苦しいですよね?唾どうしたらいいのかとか、舌の置き場所とか…)
早く終わらせたい!一気に終わらせたい!という気持ちをぐっと我慢して、一度に磨く歯は3本ぐらい…など自分で決めて少しずつ磨きましょう。
私の場合は、3本~4本磨いて一呼吸。ハブラシを子供の口から離すようにしています。
その際に「…エッ!?」と驚いた声を出して変な顔をして見せたり、上手だね!と褒めると子供が歯磨きに飽きて嫌がることが少なくなりました。
赤ちゃんにニコニコしながら歯磨きをする
長男の1歳半検診の時に歯磨きについて相談してみると、「赤ちゃんが歯磨きをさせたがらないのはお母さんの顔が怖いせいもあるかも」とアドバイスをされました。
たしかに私…鬼の形相だった…かも☆ということで、ニコニコと笑いながら
「めっちゃ歯磨き楽しいね!」「上手じゃーん!」「歯磨いたらまた明日お菓子食べられるね!」「今日の砂場楽しかったね!」など世間話などしつつ磨くことに。
ポイントは、もうチャラさ全開でやたらとテンション高く話しかけること。
「ヤダァ!スゴイ楽しい!なんで泣いてんのぉ?」みたいなテンション推奨です。なぜならそんな自分が面白くて自然と笑えて来るから…。
すると、子供の方も不思議なことに「アレ?もしかして楽しい?」と錯覚してくれる場合があります。
子供がノッてきたらチャンス!ニコニコしながら話を続け、手は高速で動かしましょう。
赤ちゃんに歯磨きをしながら歌を歌う
これも楽しい雰囲気づくりのためにしてみました。
曲は何でも構わないと思いますが、私の場合は子供と一緒によく見ている「おかあさんといっしょ」の曲や、トーマスのテーマソングなどを歯磨き中にエンドレスで歌うことがあります。
歌だけ歌い続けていても、子供はぽかんとするだけなので、合間に「この歌知ってる?」「また見たいね」と話しかけます。
もう曲も歌って合間のMCまで勤め上げるなんて…サービス満点…。
もはやここは自分オンステージだと思い込んで楽しみながらやりましょう。任務遂行のためです。
歯磨きの後のご褒美をあげてみる
子供が好きな甘いものを歯磨きの後にあげちゃいましょう!おすすめはハキラ!
ご存知の方も多いかと思うのですが、甘いとは言っても、もちろん「ハキラ」はお菓子ではありません。
子供向けオーラルケア食品です。歯磨きの後に食べて大丈夫!
食べるだけで虫歯菌(ミュータント菌)を抑えて、虫歯になりにくい歯にしてくれるというすぐれもの。
もうむしろ大人も食べた方がいい気がしますね。
子供にとっては美味しいお菓子なので、「歯磨きしたらなんかお菓子もらえる」と感じて歯磨きを嫌がらなくなる、または逃げ回らなくなる場合があります。
(我が家の息子たちはこのタイプ。)
※ドラッグストアの子供のオーラルケア用品のところには大体あります。
(または類似品の場合も。その際は「ミュータント菌抑止」という言葉があるかチェック)
まだ試したことがないという人はぜひお試しください。
ハキラの見た目はラムネのようなタブレット状。
喉に詰まりにくいような形ですが、1歳7カ月頃の歯がおおよそ生え揃って物をかみ砕けるようになった子供向けです。
まだ月齢がそこまで達していない、または物がかみ砕けない子供には与えないでください。
赤ちゃんに歯磨きをさせてほしいと説得する
話せばわかる!かも!歯磨きの大切さ、母の苦労…訴えかけてみましょう。
同じく子供の歯磨き嫌いに悩んでいた友人は、2歳になる前の子供に対して
- 歯を磨かなければ虫歯になること
- 虫歯になったらお菓子が食べられなくなること
- 毎回押さえつけられるのは辛いだろうし母も辛いということ
を繰り返し話聞かせたところ、おとなしく歯磨きをさせてくれるようになったとか。
私も長男が2歳前の頃に、「たのむっこういうわけで協力してくれ!しんどい!」と頼み込んだところ、「仕方ねえな…」と納得して歯磨きをさせてくれるようになりました。
(ちなみに説得は次男には無効でした。ニヤニヤして逃げた。)
でも考えれば大切な話ですよね。
小さい子供だって、何の理由もなしに怖い顔の大人に力づくで押さえつけられて、口の中をごしごしされたら正直いい気はしないはず…。
もちろん子供の個性によって説得を聞くか聞かないかの差はあるでしょうが、「なぜ歯磨きをしなければいけないのか」ということは話しておくべきだと思います。
赤ちゃんの歯磨き嫌い克服法まとめ
子供を虫歯にしたくない!痛い思いをさせたくない!と思って毎日歯を磨くのに嫌がられるのってほんとに辛いですよね。
今回紹介したのは、いずれも特別なことではありませんが「歯磨き!」と必死になっていると忘れがちなことばかり。
もし「私怖い顔してたかも」「必死過ぎたかも」とハッとしたら、ぜひ紹介した方法を試してみてください。
歯磨きの時間を、子供も大人もなるべくストレスがなく過ごせるようにしたいですね!
歯磨きが苦手な子供で、「ごっこ遊びができる」「お気に入りのキャラクターやぬいぐるみがある」場合にはこの方法を試してみて!!