友人や家族の出産祝いって、何をあげればいいのか悩みますよね。実際のところ、私も自分が子供を産んだ後にやっと「こういうのが嬉しい!」というプレゼントが分かってきました。
今回は、2人の子供を持つ私が実際にもらって嬉しかったものや、友人にあげて好評だったものを紹介します。
出産祝いどうしようかな…と悩んでいるならぜひ参考にしてみてください。
目次
出産祝いの基本
出産祝いをあげるタイミング
出産のお祝いをあげるタイミングは産後2、3週間から1カ月を目安にしましょう。その時期から外れたり遅くなると、出産祝いをもらった方もお返しの内祝いの用意をまとめてすることができず迷惑になることも。
ただ、里帰りで出産している人に内祝いをあげるときには、あげる前に里帰りしている実家に送るべきか、家に送るべきか聞いておくと親切ですね。(お祝いがかさばるものならなおさらです)
出産祝いの渡し方
近くに住んでいる人や、仲のいい友達の赤ちゃんには会いたいし、お祝いも直接手渡ししたいですよね。
でも、産後のお母さんは心も体もとてもデリケートになっていますし、慣れない赤ちゃんのお世話で疲れ切っています。自分の気持ちや都合は置いておいて、相手の都合を優先しましょう。
手渡しする場合も前から連絡をしておき、当日ももう一度連絡して確認を取っておきましょう。話が弾んだからといって長居は禁物。お祝いの気持ちを伝えて早めに帰るようにしましょう。
今では直接渡すよりも、直送する方が主流になりつつあるようです。
出産祝いにおすすめ!もらって嬉しいプレゼント
実際に私がもらって嬉しかったもの、あげたらとても喜ばれたものだけ厳選しました。
モスリンコットン
イチオシはモスリンコットンですね!これは私が友達にもらってものすごく活用できたものです。
上の子が3歳になりますが、いまだに使っています。使い道がかなり多くて、おくるみ、夏用のタオルケット、ベビーカーの日差しを避けるための日よけとしても、タオルやガーゼとしても使えますよ!
そして何よりありがたいのが、すぐに乾くというところ。赤ちゃんがいると洗濯物が多くなりますし、頻繁に洗濯しますよね。そんな時でもこのモスリンコットンなら、大判なのにすぐに乾きます。
暑くなってから活躍することが多いモスリンコットンですが、梅雨のじめじめしたときや部屋干しの際に、ストレスなく使うことができるんです。出産祝いにタオルなどは多いですが、実際に使ってみるとタオルより使い勝手がよかったですね。
使い道が多様で、長く使えるのもオススメの理由。
こまめに洗濯ができるので1枚あれば事足りますが、家用と外出用に1枚ずつあってもよさそうです。(私は3枚もらったので、柄の違いも楽しませてもらってます。)
かわいいスタイ
スタイは何枚あっても困りません。ですが、せっかく人にあげるのならデザイン重視のものを贈ってみるのもありかも。
少しおめかししたい時や、その日のコーディネートの要になるようなスタイは喜ばれます。かわいいものはもちろん、機能性も重視するとなおいいですね。
私の場合、タオル生地のものは、吸水性も抜群で洗濯もしやすいので重宝しました。
友人からもらったアマブロのスタイはおしゃれで、お食い初めやハーフバースデーの写真撮影に活躍してくれました!タオル地なのもおすすめのポイント。インスタ映えも間違いなしのスタイです。
靴下みたいに履ける靴
これは友人からもらってとても嬉しかったもの。長男が歩き始め、外にお出かけをしようという時にとても助かりました。
いろんなブランドやメーカーからファーストシューズが出ていますが、今まで靴下しか入っていなかった子供にとって、靴はかなり違和感があり、歩きにくいもののようです。そんな時にこの靴なら、まるで靴下のように履けますよね。
我が家の子供たちも、他の靴は履かないのに、この靴は自分から進んで履いていました。親の立場からいっても、靴下のようにするっと履かせやすいのでとても楽です。
歩くようになるまではまだまだ早い時期にプレゼントするようになりますが、靴の練習に履いてね!と伝えておくと良いですね。私はこの靴の存在を知らなかったので、こんな便利なものがあるのか!と感動しました。
子供用リュック
私が友人に送った出産祝いで、すごく喜ばれたのがリュック。
生まれたばかりの子供にリュックを送るのはどうかなと思いましたが、色や柄を選べるのがとてもかわいかったので思わず送ってしまったプレゼントです。
名前を入れるサービスがあったので名前を入れて友人に送ると、とても感激されました。
「歩けるようになったら、自分でオムツ持ってもらうようにする!」と行っていた通り、その後背負えるようになった写真を送ってくれましたよ。その子が大きくなった今も喜んで使ってくれているようなので、長い間使える点でもおすすめです。
親子で使えるボディケア用品
出産前はせっせと行っていた妊娠線の予防のためのボディケアも、産後は赤ちゃんにかかりっきりでなかなか難しいと言う人も多いはず。親子で使えるボディケアなら、赤ちゃんに使ってあげたついでに自分につけることもできますね。
お母さんから赤ちゃんにやってあげるボディケアやマッサージは、赤ちゃんにとって良いスキンシップになるそうです。また、冬生まれの赤ちゃんには、乾燥が気になる時期なので特にオススメ。
出産祝いは「赤ちゃんへのもの」が多い中、ママの産後の体をいたわるようなプレゼントは意外と嬉しいもの。私も、友人から「赤ちゃんと一緒に使ってね!」と言ってもらった時は、自分も気遣ってもらえたんだなぁと思い、じーんとしました。
赤ちゃんにも安心して使えるような、オーガニックのもの、使いやすいポンプ式の容器に入っているものがおすすめです。
もちろん現金も嬉しい
プレゼントじゃなく現金を贈るのももちろん喜ばれます。特に親せきや家族間では現金で送る場合が多いようですね。
現金の場合の相場
贈る人との関係性によって、贈る現金の相場は変わります。主な関係と金額の相場は以下の通りです。
贈る人との関係(赤ちゃん・パパママ) | 金額の相場 |
赤ちゃんの祖父・祖母(パパの両親・ママの両親) | 10,000円~100,000円 |
赤ちゃんのおじ・おば(パパの兄弟・ママの兄弟) | 10,000円~30,000円 |
パパママのおじ・おば | 5000円~ |
パパママのいとこ | 3000円~ |
パパママの友人 | 5000円~ |
大体の目安にすぎませんし、普段ほとんど交流がない場合には、親戚であっても出産祝いを贈る必要はないとされています。
友人同士の場合、この金額と同額ぐらいのプレゼントを贈ることが多いようですね。
現金をあげる時に用意するもの
- 祝儀袋
- 筆ペン
- きれいなお札(できれば新札)
出産祝いを渡すときには、祝儀袋に入れるようにしましょう。水引は、「何度起こってもめでたい」ことを象徴する蝶結びのものを用意します。表書きは「御祝」や「御出産御祝」などと書き、下段には名字かフルネームを書くようにしましょう。その際には、ボールペンなどではなく筆ペンで書くようにしてください。
今は、かわいらしい出産祝い用の祝儀袋も売っているので、そちらを用意してもいいですね。オルゴールのように音が出たり、かわいい飾りがついているものは、印象に残ります。
入れるお札はもちろん新札がベストですが、うっかり用意しそびれてしまった場合はできるだけシワや汚れのないお札を選んでください。
また、お祝い事なので4や9がつく額は避けましょう。結婚のお祝いと違い、2で割り切れる額がNGというわけではないので注意。
出産祝いのプレゼントに悩んだら…
特別お金をかけなくても、ちょっとしたことでさらに出産祝いは喜ばれます。
名前が入ったものを選ぶ
親にとって、子供の名前は特別なもの。私も人にあげて特別喜ばれたものは、すべて子供の名前入りの出産祝いでした。
もちろん自分が子もらったときも嬉しかったですし、印象に残っています。
何をあげればいいのかわからない!と思ったときには、名前が入れられるものを出産祝いとしてプレゼントしてみましょう。タオルやスタイなどおなじみのものに加えて、積み木などのおもちゃなどにも名前が入れられる出産祝いもたくさんありますよ!
絵本は何冊あってもいい!
絵本は人と被るかも…と思う人が多いのか、私は出産祝いとしてはもらったことがありません。でも、絵本は乳幼児期に何回も読めて、子供と親が一緒に楽しめる一番身近なツールですよね。実際にもらったら嬉しかったと思います!
今は絵がかわいいものや、話題の絵本、布でできた絵本や音が出るものなど、たくさんの絵本があります。サプライズ感は減りますが、プレゼントする前に持ってる絵本を聞いておけば、被ることもありませんね。
出産祝いまとめ
以上、私が本当に嬉しかった・あげて喜ばれた出産祝いのプレゼントを中心に、出産祝いについて紹介しました。大切な方への出産祝いの参考になれば幸いです。
また、一番大切なのはお祝いする気持ちと産後をねぎらう気持ちです。喜ばれるプレゼントとともに、ぜひ一言メッセージや手紙を添えて気持ちも伝えてみてください。