広島

うさぎ島を日帰りで楽しもう!観光するコツと注意点3つ

大久野島のうさぎ

うさぎ島に日帰り出かけてきました!私たち家族の実体験を踏まえて、子連れでも、日帰りでも大久野島を十分に楽しめるコツを紹介していきたいと思います。

特にうさぎに思い入れもなかった筆者ですが、実際に出かけてみるとかなりテンションが上がって楽しめました!

  • 大久野島に日帰りで遊びに行きたい人
  • 大久野島に子供連れで行きたい人
  • 大久野島のウサギたちと仲良くなれるコツが知りたい人

目次

うさぎ島に日帰りで旅行に行こう!

大久野島休暇村

大久野島に土日や大型連休の時に泊まるのは結構大変なんです。

島には唯一の宿泊施設である休暇村がありますが、最近のブームのせいなのか、土日や大型連休はなかなか予約を取るのが難しくなっています。(実際、お盆の連休の予約は1月時点でもとれませんでした…)

ならば大久野島は日帰りで楽しもう!という人に向けて、日帰りでも楽しめる見どころスポットや、うさぎと触れ合う時のコツをまとめました。

宿泊先は竹原のホテルや温泉宿などを利用することにして、大久野島は日帰りで楽しんでみましょう!

うさぎ島の基本情報とアクセス

住所  広島県竹原市忠海町
電話番号 0846260321(休暇村大久野島)
フェリーの営業時間 7:00~18:30
忠海港の駐車場 あり。無料
ベビーカー利用  可能
フェリー料金 大人1人往復620円、小学生1人往復320円

大久野島へのアクセス方法はフェリーのみです!忠海港からフェリーに乗って15分程度で行くことができます。

ベビーカーが必要な場合も、船に乗せることができるので安心です。(席までは持っていけないので注意

うさぎ島の観光スポットは?

大久野島の風景

見どころがたくさんある大久野島ですが、子供連れで行くなら…とポイントを3つにしぼりました。

1.島中でうさぎと触れ合える

うさぎ島のうさぎたち

やっぱり1番の見所はなんといっても700羽もいる野生のうさぎ。本当に会えるの?と思われるかもしれませんが、安心してください。船を降りた瞬間から目の前にたくさんのうさぎがお出迎えしてくれます。

どのうさぎも人懐っこく、駆け寄ってくるうさぎもいるほどです。

「うさぎなんか飼育小屋で見慣れているし…」なんていう人(大久野島に行く前の筆者)も、圧倒的なうさぎの数と人懐っこさに夢中になってしまうこと間違いなしです。

抱っこはできませんが、優しく触ることはOK。毛並みにそって優しく撫でてみましょう。

2.ガス工場の史跡

大久野島のガス実験場跡

大久野島で忘れてはいけないのは、戦時中に毒ガスの製造を行っていた島だったという点。

島には数多くの軍事的な史跡が残っており、廃墟が好きと言う人や、軍事的なものに興味があるという方にはたまらないスポットになっています。

史跡は毒ガス工場の跡地や、毒ガスの貯蔵庫、防空壕や砲台跡など島中にたくさんあるので、うさぎと触れ合いながら全てを回ってみるのもありかもしれません。

大人は史跡に集中できますし、子供も道先にいるたくさんのうさぎと触れ合うことができるので、家族みんなで歴史を学びながら楽しく島を回ることができますよ。

3.豊かな自然やビーチ

大久野島のビーチ

瀬戸内海に浮かぶ大久野島は、豊かな自然と美しい景色も素敵です。島にはビーチもあるので、水遊びの準備をしてくると、大人も子供も一緒に楽しめますね。

ただ、ビーチ近くの水洗い場は、海開きの間しか使えないようなので要注意です。(例年だと7月半ばから8月後半まで)

我が家の3歳と1歳の息子たちは、砂場で遊ぶ用のおもちゃを持ってきていたので、まだ海開きの前でしたが、砂浜で充分楽しむことができました。

うさぎ島のうさぎと日帰りでも仲良くなるコツ

大久野島のうさぎ

うさぎ島に日帰り旅行で行く!となったら短時間でうさぎと仲良くなりたいですよね。大久野島のうさぎと触れ合うのに必要なものや、心構えをご紹介します。

1.餌を用意しよう

忠海港の船着場近くの売店にはうさぎのおやつなども売っていますが、できればにんじんやキャベツなどの野菜を持って行きましょう。

大久野島のうさぎは多くの観光客を迎えているので、売店で売られているうさぎのおやつはかなり食べ飽きており、野菜を持っていったほうが食いつきが断然いいんです。(キャベツも芯より柔らかい葉っぱの方が好きみたいでした。)

特に食いつきが良かったのはにんじん。他にはりんごなども喜んで食べているようでした。

ここで注意したいのは野菜くずを与えても大丈夫ですが、パンやお菓子等を与えないようにと言うことです。

可愛いからといって自分たちが持ってきたお菓子やパンを与えないようにしましょう。

2.島の反対側まで行ってみよう

島の出入り口付近である港の周りにいるうさぎは、船から降りてくる観光客がすぐに餌をやっているので、割とお腹がいっぱいの傾向にあります。そのためなんとなく反応が鈍かったり、餌をあげても食べなかったりすることも。

そのため、元気なうさぎに会いたいと思ったなら、島の反対側に行ってみることをおすすめします。なかなか奥まで観光客が来ないらしく、島の反対側にいるうさぎは元気いっぱい。お腹も適度に空いているようで、人間が通り掛かったら走り寄ってきます。

うさぎにちやほやされたい!と思う人は是非島の反対側、砲台跡地くらいまで足を伸ばしてみましょう。

3.追いかけたり抱っこはNG

これは島の注意書きにも書かれている事ですが、うさぎは追いかけたり抱っこしたりしてはいけません。

そもそもうさぎは臆病で、ストレスに弱い動物だそう。追いかけたりするともう近づいてきてくれなくなります

特に子うさぎはまだ人に慣れていないため、なかなか近寄って来ません。かわいい子うさぎには触りたくなりますが、追いかけずに餌を手に辛抱強く待ちましょう。

うさぎ島日帰り旅行の注意点3つ

大久野島に実際行ってみて、気づいた注意点がいくつかあります。

1.島を歩き回るなら歩きやすい靴で

島を歩きまわるなら歩きやすい靴がベスト。

特に暑い時期などはサンダルやミュールなどで訪れる方も多いようですが、島中にはうさぎの糞がそこら中に落ちています。歩き回っている間にサンダルやミュールにうさぎの糞が入ってしまいますよね。

あと単純に島を全部回ろうと思ったら、歩きやすい靴の方が安心です。

ただ、海で遊びたいなと思っているのならば、靴とは別にビーチサンダルを1つ持っていくといいかもしれません。

2.食事は用意して行こう

忠海港の売店忠海港の売店で買い物を済ませよう

大久野島にはコンビニやスーパーはありません。施設としては、船着き場のそばに小さな売店がありますが、お菓子はあってもご飯類の扱いはなし。

休暇村の中には食事ができる場所はありますが、うさぎと一緒に外で食べたいなと思う場合には島に渡る前に食事を用意するほうがよさそうです。

忠海港の売店にも、おにぎりが入ったおいしそうなお弁当や、ここでしか買えないお菓子なども売っていたので、そちらで購入するのもおすすめ。自販機なども港から離れるとありませんので、飲み物もちゃんと用意しておきましょう。

3.船の時間はきちんとチェックしよう

大久野島に向かうフェリー大久野島の行き帰りの手段はフェリーしかない

特に帰りのフェリーの時間はきちんと確認しておきましょう。あまり大きな船でないことが多く、定員から漏れるなんてことも。

大体出発10分前にフェリーに乗り込むことができますが、それよりもさらに10分ほど早く列ができます。

フェリーが来るのは大体1時間に1本。「この時間のフェリーに絶対乗りたい!」と考えているのなら、20分ほど前には港に着くようにしたいですね。

うさぎ島は日帰りでも楽しめる

たくさんの野生のうさぎ、美しい風景と、歴史を感じる史跡と出会える大久野島。

休暇村は大人気で、なかなか土日に予約を取ることが難しいですが、日帰りでも十分魅力を感じることができます

ただ、島を大回りでも1周しようと思ったら、結構歩かなくてはいけません。(我が家の場合はベビーカーに乗せた子供を連れて、3時間以上かかりました。)家族連れで、小さい子供がいる場合には、ベビーカーを持っていく事をおススメします。

ぜひ、宿が取れない時には日帰りでも家族みんなで大久野島を満喫してください。