我が家の息子たちは1歳8ヶ月ほど年が離れています。いわゆる年子です。
次男がお腹の中にいると分かった時から今に至るまで「年子か…大変ね」といろんな人から言われ続けてきました。
でも実際のところ年子って大変なの?そんな風に思っているあなたにお伝えしたい、年子育児のリアルな大変さ。
もちろんこれがすべての人に当てはまるとは限りませんが、ほんの一例として紹介させてください。
- 年子はいつごろから大変になるのか気になる人
- 年子育児はどういう時に大変なのか知りたい人
- 男の子の年子同士の関係を知りたい
目次
年子の育児が大変…と思い始めるのは何歳ごろ?
これはもう性格によるとしか言えませんが、我が家の次男は当初「めちゃくちゃ扱いやすい子」でした。昼寝もよくするし、長泣きしないし、夜も割と寝てくれたし…。
そこで私は勘違いしてしまったんです「あ、年子楽勝だな」と。
でもね?それはただ、次男が力を蓄えていたからに過ぎなかったんです。
年子育児は下の子が1歳過ぎてからが大変
我が家の場合ですが、次男は自由に歩き回れるようになった1歳過ぎてから完全に覚醒しました。
今まで動けなかったうっぷんを晴らすかのように動き回り、よじ登り、我が家の猫を追いかけまわし、兄に噛みつく次男。
一番の被害者はやっぱり長男です。
おもちゃを奪われ、遊びを邪魔され、たまに勇気を出して「モォッ」と言って抵抗しようものならなぜか噛まれ、毎日泣いて私のところへ逃げてくるように。
下の子が赤ちゃんで動いてもハイハイしかできないようなときは、上の子も猫も「赤ちゃんだから…」とどこか手加減していたところがありました。
でも、下の子が二足歩行で動き回り自分に害をなす存在になったとわかったら、みんな容赦しなくなります。
そうなるともうすさまじい毎日です。
長男と次男のバトルは日夜繰り広げられ、猫も巻き込まれ、怒った猫が次男をひっかき、長男がそれを見て笑い、ご飯の残骸は床のそこかしこに飛び散り、いつも子供のどちらかの泣き声が聞こえる…。
控えめに言って気が狂いそうになりますよね?
余裕があるときはこちらが仲裁してそのまま遊びに持ち込みますが、疲れがたまっているときなんかはほんとに大声出しながら走りだしたくなります。
でもそんなことできないから、風船で遊んだり割ったりして自我を保っています。ストレス社会です。皆さんもぜひ。
とにかく年子育児をしていて感じたのは「下の子が動き出してから」が本番だなということです。
年子育児が大変だと思うシチュエーション
よく子供の悲鳴と親の怒号が響き渡る我が家ですが、普段の生活においては「アァーーーッ大変!!年子って大変!」と感じることはそうありません。(疲れがたまってないときなら)
でも「こういうときは決まって大変!」というシチュエーションがあります。
年子のどちらかが風邪をひいたとき
兄弟のどちらかが風邪をひいてしまい、どちらかがもらう。
まあそれはどこのご家庭でもよくあることかと思うのですが、我が家の年子の場合は風邪の行ったり来たりが止まりません。
風邪がうつって終了!の「風邪のドッチボール』ではなく、「風邪のキャッチボール」が始まってしまうのです。
長男が風邪をひき、治ったと思ったら次男が風邪をひいている。次男の風邪が治ったと思ったらまた長男がもらっているのです。それの繰り返し!
年子ではなく年がもっと離れていれば、上の子はもっと抵抗力がついていそうなものですが、年子だとほぼ確実にうつります。
病院にも交代に行くので、看護師さんたちからも顔を覚えられます。「今日は長男ちゃんか」「あら今日は次男ちゃんね」「えっまた来たの」と言われることも。
これはまだ2人が小さいせい(だと思いたい)ですが、一度どちらかが病気になると、なかなかゴールが見えないのが辛いですね。
もちろんこのキャッチボールは風邪に限った話ではありません。感染症はすべてキャッチボールされる危険性があります。
年子の上の子の幼稚園関係
我が家の場合の話です。上の子が幼稚園に入る…という時が、下の子がバリバリ動くようになりじっとしていられない時期と重なってしまいました。
我が家の長男も来年幼稚園に入園予定。今は願書の用意などで大忙しです。
プレスクール的なものにも毎回連れて行っていて、先日は1日体験にも連れて行きました。
(ワーイ!!入園決定しました!!)
で、ですね?次男が…!次男が今、ものすごい落ち着かないんですよね!!
機動力が高くなった上に自我が芽生えてイヤイヤ期に突入しつつある次男。
母の言うことなんか聞かないし、じっとしてられないし、母に拘束されることを最も嫌います。
※我が家は転勤族で、現在実家も義実家も離れています。子供を預けたりはなかなかできない状況です。(毎回一時保育もお金がかかるので…。)
これも性格による違いはもちろんあるんだと思います。
3歳を過ぎて「今はじっとしておかなきゃいけない」と分かっている長男はじっとしておけるんですが、幼稚園で次男が…!次男がいなくなるんですよね!!
幼稚園では長男が何か工作するのを手伝ったり、手遊びや体操を見てあげたいのに、少しでも気を緩めると、次男がいないんです。
重要な話を聞いたり、何か記入しなければいけない時に限って私の腕の中から脱走を試みる次男。
必死で抑える私。怒ってうなる次男。手持無沙汰な長男。手持無沙汰な長男を気づきなにか話しかける私。隙をついて逃げ出す次男…。
他のお母さん方も赤ちゃんを抱えていたりする方はいらっしゃって、それもまた大変そう。しかしまだ動けないので、脱走される心配だけはありませんよね。
赤ちゃんを抱えたお母さんに、「大変そうですね…」と心配されるぐらいなので、次男と私の攻防は大変なものだったとわかっていただけるかと思います。
※この際に「私も今から心配です」と言っておられました。我が家のせいでいらぬ不安を抱かせてしまったこと、今ここで謝罪させていただきます。
年子だと、上の子がやっと落ち着いてきた…というときに下の子がバリバリ扱いにくい時期に入る場合があります。幼稚園に限らず公的な場でとても苦労することも。
幼稚園ではありませんが、長男の3歳児健診が控えめに言って地獄だったので読んでみてください。
年子育児って大変?まとめ
私が「年子って大変?」と言われたら、次のように答えています。
- 下の子が動き出したら結構大変。
- 上の子と毎日何かしらケンカすることがある。
- 風邪のゴールが見えなくてしんどい時もある。
- 上の子の幼稚園関係が割と忙しい。
こうやって見ると年子…たしかに大変ですけど、幼児期だけで言えば年の近い兄弟がいる家庭とそんなに差がないんじゃないでしょうか。
あんまり「年子育児大変」「年子は大変」って言われすぎて気づいていないけど、年子じゃなくたって兄弟がいなくったって、子育てって大変!
「私のところ年子だしぃ…」と言い訳しないで、適度に頑張りたいと思います!
今回年子のメリットも書いていきたかったのですが、長くなりそうなのでまた次回。