「2人目の出産が怖い…!」そう思う人は多いはず。
まずは、2人目の赤ちゃんおめでとうございます!体の具合はどうですか?つわりはつらくありませんか?経産婦の出産は、なぜか「1回産んでるから大丈夫でしょ」と周りに思われがち。
でも出産に「○回目だから大丈夫」なんてことありませんよね!ママになったって出産は普通に不安だし怖いですよ!
私も今は2人の子供を持つ母親ですが、2人目の妊娠が分かったときには「またあの痛みに耐えるのか…」「1人目の時と違うことはあるのかな…」と不安でした。
そこで、今回は「2人目の出産の様子と1人目の時との違い」について、私が体験したことを元に書いていきます。
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目次
2人目出産は痛くない?わけがない!
なぜか「2人目は痛くないんでしょ?」と思っている人が割といますよね。
私も2人目ができた時に、不安ながらもなぜか「痛くないのかも?」なんて淡い期待を抱いていました。
結論から言うと、「痛くないわけがない!」ですよね。当然痛いです。
どれくらい痛いかと言えば、1人目の時と同じように痛いです。(私は「腰が爆発するぐらいの痛み」だと周りに言っています。)
ただ1人産んでいると、陣痛から分娩までの時間が短いことが多く、痛みの逃がし方も知っているので「1人目よりはマシ」と思うママが多いようですね。
私も、分娩時の痛みは1人目と同じように感じましたが、体力的には2人目の方がきつくありませんでした。
2人目出産は早く生まれることが多い
これはよく聞かれますし、周りからもよく聞く話ですね。
実際に2人目は1人目に比べて、陣痛が始まってから生まれるまでの時間は短いことが多いようです。
ママ友の中には「1人目は15時間かかったけど、2人目は4時間で生まれた」という人や、「1人目は11時間かかって、2人目は3時間だった」という人もいました。
私自身も、1人目は陣痛から出産までは12時間かかりましたが、2人目は2時間で生まれました。
助産師さんからは、産んだ後に「早かったね!3人目はもっと早く生まれるから、次は陣痛始まったらすぐに病院に行くのよ」と。
その時は「今産んだばっかりなのに次の話とか…」と思いましたが、助産師さんの経験からも、1人目より2人目、2人目より3人目のほうが早く赤ちゃんが生まれるということですよね。
2人目妊娠中のママは、陣痛が始まった?と思ったらすぐに病院に連絡した方がいいですよ!
2人目出産後は後陣痛が辛かった!
後陣痛とは、赤ちゃんがいなくなった子宮が、元の大きさに戻ろうと収縮するときに起こる痛みのことです。
私の場合、2人目で後陣痛の辛さを初体験しました!
1人目の時には会陰切開の痛みがひどくてあまり感じなかったのですが、2人目の時にはかなりひどかったです。
産後、何時間かして病室で赤ちゃんにおっぱいをあげていると、ものすごくお腹(子宮のあたり)がズーンと痛くなり、吐き気すら覚えました。
赤ちゃんはおっぱいを欲しがるのに、おっぱいをくわえさせると信じられない痛みと吐き気。1人目の時はこんな風にならなかったのにどうして!?とパニックに。
看護婦さんに相談すると、「後陣痛ですね!2人目ママはひどいことが多いんですよ!」と教えてくれました。
なんでも、子宮を風船にたとえると、一度空気が入ったことのある風船がよく伸びるように、経産婦の子宮もよく伸びる。
元の大きさになるのにはたくさん縮まないといけないので、より痛みを感じやすいとのこと。
その日は薬をもらい、赤ちゃんとは別室で過ごすことに。
「明日からもおっぱいあげられなかったらどうしよう…」と悩みましたが、次の日はだいぶマシになり、産後2日経ってからは全く問題なく授乳ができました。
後陣痛は大体2~3日続くことが多いようですが、人によっては1週間ほど続く場合もあるようです。
産院によっては「痛みは子宮が戻っている証拠だから!」と言って我慢させることもあるようですが(友人談。恐ろしいなと思いました…)あまりにひどく、長引く場合はママも飲めるような鎮痛剤をお願いしてみて下さい。
2人目って会陰切開しないでもいいの?
出産の痛みに耐えた後、多くのママが悩まされるのが会陰切開の痛みではないでしょうか?
感じたことのない痛みと違和感、そしてトイレのたびに感じる恐怖…。
1人目で会陰切開を体験したママは「2人目は経験したくない…!」と思うはず。
私自身も1人目は会陰切開をしましたが、2人目はどこか「今回は切らなくてもいいんじゃないか…」と思っていました。
「1回は通ったんだし、2人目はスルッといくでしょ!通れるようになってるでしょ!」となぜか思い込んでいましたね!
結果は2人目も会陰切開!
分娩時に先生が何も言わずに切ってました。分娩の痛みの中で「ええ~!?」と思いましたが、仕方ないですよね。
先に先生に「会陰切開は嫌です」なんて話もしていなかったので…。
産婦人科医の先生の多くは、「裂けそうなら切開する」というスタンスのようです。
でも、1人目で一回体験しているからか、先生の腕がよかったからか(1人目と2人目の産院は違います)、もしくは後陣痛の痛みがハンパなかったせいか、1人目の時のようには痛みを感じませんでした。
「まあ痛いんだけど、全然我慢できる」ぐらいの痛み。
それでも「2人目は絶対会陰切開したくない!!」というママは、子宮口を柔らかくするマッサージをお風呂に入るたびにやっておいたり、あらかじめ産院に「会陰切開はなるべく避けたい」という意向を伝えておきましょう。
その時の状況や赤ちゃんのサイズにもよると思いますが、会陰切開をしないですむ場合もあるようですよ!
何人目でも出産は大仕事!
出産は命がけの大仕事。経産婦だって何人目だって関係ありません。不安で当然。怖くたって当たり前ですよね。
ただ、もうすでに1人以上の命を生み出したママには、初産の時と違って経験と痛みに対する耐性があります。
出産の痛みや過酷さ自体は変わりませんが、きっと大丈夫。
上手に痛みも受け流すことができます。(いつもあたふたしている私でさえ、2人目の分娩時だけは「ものすごく冷静だった」「上手だった」と褒められました!)
それに、がんばったらまたかわいい赤ちゃんと対面できることを、私たちは誰よりわかっているんですものね!
まだまだ不安だと思いますが、気になったことは産婦人科の先生や助産師さんに相談して、少しでも不安や恐怖を減らしましょう。
上の子のお世話も大変でしょうが、お体を大切に。
周りの人や、周りの人がいなかったらサービスを利用してでも体が辛い時には休むようにしてください。
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