きかんしゃトーマスでディーゼル機関車はなぜか悪役になることが多いですよね!
でも1人1人見ていくと、そう悪い子達でもありません。むしろ人間らしくて好感が持てますよ。
今回はそんなきかんしゃトーマスのキャラクター、ソドー鉄道の「悪役」「悪い奴」として扱われることの多いディーゼル機関車たちにスポットライトを当ててみました。
- きかんしゃトーマスでディーゼル機関車が気になる人
- きかんしゃトーマスの悪役キャラクターが気になる人
- きかんしゃトーマスにおいてなぜディーゼル機関車が悪役なのか気になる人
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目次
きかんしゃトーマスのディーゼル機関車【悪役編】
きかんしゃトーマスに登場するディーゼル機関車の中でも、特に悪役として登場することが多いキャラクターを紹介します。
キャラクターたちの特徴や印象的なエピソードも紹介するので、気になった人はぜひ動画も視聴してみてください。
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ディーゼル機関車のリーダー!ディーゼル10
トーマスのディーゼル機関車が悪者扱いをされる大きな理由に、ディーゼル10の存在は欠かせません。
頭の上についている大きなシャベルが特徴で、そのシャベルを使ってなんでもスクラップにしてしまいます。
蒸気機関車たちだけでなくディーゼル機関車たちにも恐れられている存在なのです。
(そのため普段は蒸気機関車に友好的なディーゼル機関車たちも、彼のたくらみを止めることができない。)
初期のトーマス(模型版)では、とにかく凶悪なイメージが目立っていたようですが、最近は割とおとなしいもの。(そもそもあまり登場シーンがない)
また、彼が行動を起こすのはディーゼル機関車たちが、「ディーゼル機関車が、蒸気機関車に比べて不当に扱われている!」と思っても仕方がない状況の時ばかり。
(整備工場がかなりボロボロになるまで放置されていた・クリスマスの飾りがもらえるのが蒸気機関車に比べて遅いなど)
かなり恐ろしい悪役として描かれているはずのディーゼル10ですが、自分のためというよりはディーゼル機関車の地位向上のために頑張っている印象です。
ディーゼル10のおすすめエピソード
映画「ディーゼル10の逆襲」
ディーゼル10の人心掌握術とリーダーシップが冴えわたる作品。
ディーゼル整備工場のあまりの老朽化具合にしびれを切らしたディーゼル10が、驚くべき行動に出ます。
トップハム・ハット卿を前にしゅん…となるディーゼル10の珍しい姿をぜひ見てください。
ディーゼル機関車のエース、ディーゼル
トーマスたちの間でディーゼル機関車のイメージが悪いのは、きっとこのディーゼルのせいなんでしょうね…。
ディーゼル自身も「いじわるディーゼル」と自分のことを言っているくらい、いろんな機関車たち(蒸気機関車に限らず)にいじわるをしかけます。
いじわるは、後ろから突然ぶつかってくる、ヤジを飛ばすなどの小学生レベルのものは日常茶飯事。
ちょっとはしゃいでしまった時は、大事な木材をトーマスから奪って爆走したり、仲間を巻き込んでパクストンとかくれんぼをしたりすることも。
こんな感じで、トーマスの作中でやっかいな存在であることは間違いディーゼルですが、私はこのディーゼルが大好きです。
本気で悪いと思ったらどうにか謝ろうとしたり、ある動物に夢中になっていたり、嬉しいことがあったら周りが引くほどテンションが上がったりするディーゼル。
多少ひん曲がってるけど、根はいい子なんだろうな…という印象。
ディーゼルのおすすめエピソード
「ディーゼルのクリスマスキャロル」
ディーゼルはなぜかクリスマスが嫌いなので、クリスマスと言ったら大体いじけてますね。
この回は、ディーゼルが困ってる機関車をことごとく助けないので、トーマスをはじめ機関車のみんながお灸をすえてやろうという話。
最後のディーゼルのセリフとさわやかな笑顔が忘れられません。
ディーゼル機関車のヒゲ担当ハリーとバート
双子でヒゲのディーゼル機関車です。もはや見分けがつかないレベルで似ています。
大百科によると「バートの方が少しひげが濃い」とありますが、ほぼ見た目は変わらず。
ディーゼルほどアグレッシブに嫌がらせやいたずらを仕掛けては来ません。(そもそもこの2台もあまり登場シーンがない)
ただし、登場したらほぼ間違いなくいたずらや嫌がらせをしてきます。
ハリーとバートのおすすめエピソード
「ディーゼルのひみつ」
ディーゼルの神回と言ってもいいかもしれない話ですが、ハリーとバートの普段の様子がうかがえるところも魅力。
ディーゼルとハリーとバートの行動が、もう本当にろくでもないんですが、根は悪い奴らじゃないんだよね…と思わされるお話です。
ディーゼル好きの方にもぜひ見てほしいですね。
きかんしゃトーマスのディーゼル機関車【いい奴編】
トーマスのディーゼル機関車の中では、メインキャラクターの蒸気機関車たちとも友好な関係を築けているキャラクターもいます。
女の子のディーゼル機関車メイビス
石切り場で働く、女の子のディーゼル機関車のメイビス。
いじわる貨車たちに言うことを聞かせることのできる数少ない機関車(割と力技)で、自分でもそのことに自信を持っています。
しっかりもので優しく面倒がいいタイプ。蒸気機関車で言えばエミリーポジションですね。
トーマスや、他の蒸気機関車たちともうまくやれる、まともなディーゼル機関車です。
メイビスのおすすめエピソード
「いしきりばのトーマス」
ディーゼルにそそのかされたメイビスが、石切り場をトーマスに任せて海を見に行ってしまいます。
いつもしっかりしているメイビスですが、たまにはミスもしちゃうよね!というお話。
ディーゼルの人心掌握術が光ります。
港のディーゼル機関車ソルティー
クランキーと一緒に港で登場することが多いソルティー。
明るいお調子者で、海や船を愛すディーゼル機関車です。
基本的に良い奴です。ただし多少の虚言癖あり。
毎日一緒に作業をしているクランキ―がうんざりしてしまうほどおしゃべりですが、多くの機関車たちから好かれています。ムードメーカー的な存在ですね。
ソルティーのおすすめエピソード
「ソルティーのひみつ」
「まさか…!あのいたずら貨車たちを黙らせるやつがいるだとッ!?」という話。
ソルティーの知られざる特技が披露されます。ただのお調子者じゃないソルティーが見たい人はぜひ。
ディーゼル整備工場の現場監督デン
蒸気機関車で言えば、ビクターのポジションなのがデン。ディーゼル整備工場の現場監督です。
まじめで働き者。整備の腕は間違いがありませんが、とにかく口下手。
言いたいことをうまく言えずに、相棒のダートに「こういうことでやんしょ?」とフォローされるのがいつものパターンです。
いつもは蒸気機関車にも親切ですが、気が弱いせいかディーゼルやディーゼル10の悪事を止めることができず、参加してしまいます。
※デンとダートはコンビなので、おすすめエピソードも一緒に紹介させてください。
デンと仲良し江戸っ子ディーゼル機関車ダート
ディーゼル整備工場で、デンの部下として働いている小型のディーゼル機関車。
デンと一緒にいすぎて、デンが何を考えているのかわかるという能力の持ち主です。
口ごもるデンの代わりに、「こういうことでやんしょ?」と言ってデンの考えをトーマスたち他の機関車に伝えます。
デンと同じくいつもは蒸気機関車にも親切ですが、ディーゼルたちの悪ふざけやディーゼル10の悪事には参加してしまいます。
デンとダートのおすすめエピソード
「デンとダートはいいコンビ」
メイビスの代わりに、デンが採石場で働きます。
デンはいたずら貨車たちに言うことを聞かせることに成功させますが…。
デンの口下手具合と、それをカバーしようというやんしょのコンビ愛が美しい回。
なんだか怖いパクストン
ブルーマウンテンの採石場で働く、ディーゼル機関車のパクストン。
誰にでも礼儀正しく、優しいので多くの機関車から好かれています。
他の機関車や機械を呼ぶときは、大体「〇〇さん」と呼びますが、なぜかトーマスに対しては「トーマス」です。
いい子なんでしょうが、声のせいなのか、顔の圧の強さのせいなのか、ソドー島中仲間を探し回る執念深さのせいなのか、私個人的にパクストンは「なんか怖い」ディーゼル機関車です。
パクストンのおすすめエピソード
「きえたディーゼルきかんしゃたち」
パクストン初登場の回。人当たりのいいパクストンは、当然ディーゼルからよく思われていません。
パクストンとディーゼルの、ディーゼル機関車みんなをまきこんでのかくれんぼがスタートします。
なんだかパクストンが怖い…!我が家ではこの回を見た後、パクストンの物まねがはやりました。
忘れっぽさが異常なシドニー
シドニーは、忘れっぽいディーゼル機関車。たるんだほっぺたが特徴。
修理のためディーゼル整備工場の中で吊り下げられていたのを2年も放置されていたという、なかなかのバックグラウンドの持ち主です。
のんびり屋で、やばいくらいに忘れっぽいシドニーは、仕事をこなすのも一苦労。
「どこへ行けばいいのか」「何をすればいいのか」を簡単に忘れます。
シドニーのおすすめエピソード
「うたうシドニー」
シドニーがあまりにも忘れっぽいので、トーマスが「仕事内容を歌にして歌えばいい」とアドバイスをします。
でも歌っているうちに、歌の内容もどんどん変わってしまい…。
シドニーに仕事をさせたらヤバイとしか思えない回です。
ぼくちゃんディーゼル機関車フィリップ
フィリップは箱形のディーゼル機関車。小さいけれどとても力持ちです。
一人称が「ぼくちゃん」というところからも、くせ者の香りが漂ってきますね。
明るく活発で悪い子ではありませんが、競争好き、自慢好き、生意気の三重奏でゴードンやエドワードをかなりイラつかせました。
エドワードからは「以前のトーマスに似ている」とも言われていましたね。
フィリップのおすすめエピソード
「やんちゃなフィリップ」
フィリップの初登場回。「アレ?この子前からいたっけ?」というぐらいのフレンドリーさ(馴れ馴れしさ)でしゃべりまくるフィリップに、受け付けないわ…と感じた人も少なくないはず。
競争大好きなフィリップと、スピード自慢のゴードンの勝負の結果には今も納得がいってません。
ちなみに次の回は「やっぱりやんちゃなフィリップ」です。
まるで飛行船のようなディーゼル機関車ヒューゴ
「未来っぽい機関車きた…!!」と視聴者と登場機関車たちに思わせた、異色のディーゼル機関車ヒューゴ。
飛行船のようなボディに回転するプロペラが付いていて、明らかに他の機関車とは違います。
(他の機関車と同じく実在した機関車で、ツェッペリン型機関車というそうです。)
その変わった外見と、ものすごいスピードから、ソドー島中の機関車に「仕事をとられるかもしれない」と恐れられ、仲間外れにされる憂き目にあったことも。
本人は穏やかで優しく、礼儀正しいタイプ。
ヒューゴのおすすめエピソード
「みらいのきかんしゃ」
題名にもなってましたね。とにかくヒューゴの未来っぽさが半端ではありません。視聴者もざわつくこと必至。
ソドー島の機関車特有の、ものすごい手のひら返しが見ることができます。
ヒューゴといい、コナーやケイトリンといい、エリートの機関車ほど心が広いよなあ…と実感する回です。
メイクが濃いディーゼル機関車デイジー
客車を引くタイプではなく、客を乗せるタイプの最新式ディーゼル機関車。(気動車。ヒューゴもですね)
自信満々でわがまま、プライドも高いタイプです。自分のバネに並々ならぬ執着を見せます。
なぜかめちゃくちゃメイクが濃いのが特徴。話し方もどことなくセクシーです。
登場してしばらくはツンツンした態度でしたが、徐々に丸くなり、むしろ姉御っぽいところも見せるようになりました。
やたらと自分に自信があって高飛車だけど、悪い子ではないんですよね。
デイジーのおすすめエピソード
「デイジーとアニーとクララベル」
トーマスの代わりに彼の支線で働くことになったデイジー。
アニーとクララベルを多少煽るような発言をしてしまい、2人から猛烈な精神攻撃を受けることになります…。
アニーとクララベルの容赦のなさに引きます。
きかんしゃトーマスでディーゼル機関車の扱いが悪いのはなぜ?
ここまでトーマスに登場するディーゼル機関車たちを紹介してきましたが、そんなに悪い子いました?(ディーゼルだってかわいいもんじゃないですか?)
なんでトーマスではディーゼル機関車たちが悪役になったり扱いが悪かったりするのでしょうか。
色々調べていたら、トーマスの原作者が「ディーゼル機関車が嫌いだったから」という説が濃厚のようでした。
詳しくは以下の通りです。
イギリスの低学年の児童向け絵本シリーズ「汽車のえほん」には、当初蒸気機関車を脅かす悪役としてディーゼル機関車が登場する。物語が執筆された1950年代から1960年代のイギリス国鉄のディーゼル機関車が低性能で信頼性が低かった事、無煙化運動によって蒸気機関車を淘汰していたことを「性格が悪い」と表現したようである。
▲・・・という気持ちだったのかな・・・。
CG版トーマスでディーゼル機関車たちが憎めないキャラクターなのは、今のスタッフたちがディーゼル機関車たちを不憫に思ってのことなのかもしれませんね…。
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