きかんしゃトーマスにボルダーという「岩」のキャラクターがいるのを知っていますか?
たった一度しか登場していないにもかかわらず、根強い人気を誇るのが「いわのボルダー」です。
今回は、そんなトーマスの「いわのボルダー」のストーリーの内容や、出てくるキャラクターに突っ込みを入れつつ丁寧に紹介します。
そういえばトーマスのキャラクターよく知らないな…という人は、個性的な蒸気機関車たちの特徴が分かる記事を読んでみてください。
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トーマスがやっぱりボルダーに追いかけられています!こうやって何回もおもちゃとして登場しているボルダーは根強い人気ですね・・・。
目次
トーマスのキャラクター「いわのボルダー」って何?
模型版トーマスのお話に1回だけ登場したキャラクター。(シーズン5の最終話「いわのボルダー」に登場)ボルダーは、「ソドー島の高い山の頂に、昔からひっそりとあった」とされる巨大で球体の岩です。
そもそもボルダー(boulder)は、英語で「丸い大きな石」という意味。まさに名が体を表していますね!
外観のイメージでいうと、コスタリカの石球がかなり近いです。ただコスタリカの石球(最大直径2メートルほどだそうですが)に比べてかなり巨大。
元々は顔はついていませんが、物語の序盤で「ボルダーの存在を恐れるラスティにはこう見えてるんだよ」というていで、顔が付くようになります。
ボルダーの顔は終始無表情。ストーリが進んでも一切言葉は発しません。
※我が家の3歳の長男も、ボルダーがトーマスの中で特にお気に入りのキャラクターのようです。
▼気に入りすぎて、ついにボルダーを作りました。こちらもぜひ…。
トーマスの「いわのボルダー」に登場するキャラクター
まずはトーマス「いわのボルダー」に登場するキャラクター紹介をしておきましょう。
- いわのボルダー
- サンパー
- ラスティ
- スカーロイ
- レニアス
- トーマス
- パーシー
- エドワード
- トップハム・ハット卿
ラスティとボルダーが中心の話です。
この回にのみ登場するボルダーとサンパー。ボルダーはもちろん、サンパーもただただ岩盤を掘り進めるのみで一言も発しません。
いわのボルダーの回は、雰囲気が全体的に暗いです。そして思ったよりボルダーの勢いがすごい。
トーマス「いわのボルダー」のストーリー内容は?
きかんしゃトーマス「いわのボルダー」のストーリーを丁寧に紹介していきます。
※こちらは完全ネタバレになります!
「いわのボルダー」物語の始まり
ソドー島の高い山の頂に、ボルダーという不思議な岩がある。ボルダーは昔からそこにひっそりとあった。ところがある日、作業員たちが岩を採掘するためにやってきた…。
たくさんの石を運ぶラスティに、トーマスたちが「どこから運んできたの?」と尋ねます。新しい採石場だよ、と答えるラスティ。でもラスティの表情は何となく暗いのです。
「巨大な岩があって監視されているみたいだ」と心配そうに言うラスティに、パーシーは「岩には目がないじゃないか」と吐き捨てます。(なぜか不機嫌そう)
それでも「ボルダーは不思議な岩なんだ…」と心配そうなラスティ。
するとトーマス達の前に、何か大きな機械を積んだエドワードが現れます。エドワードは採石場に、サンパーという素早く岩を掘り出す機械を運ぶところでした。
ボルダーのいる採石場に設置されたサンパーは力を発揮して、作業はどんどん進みます。みんなボルダーのことなんか構わず、どんどん岩を掘り出していくのです。
その日は雨が降り出したので作業は中断。明日に持ち越されることになり、作業員たちは引き上げていきます。
なぜか残ったラスティは、やっぱり山頂にある岩のボルダーが気になってしまいます。ボルダーを見上げていると、ラスティの目の前に線路をまたぐほどの大きな岩が落ちてくるのです。
「ボルダーがあっちに行けと言っているみたいだ…」とさらに不安になるラスティ。ラスティの機関士も、「雨で地盤が緩んでいるからここから離れよう」と言って用心します。
ついにボルダーが動く
翌日は天気になったので、採石場ではまた作業が再開されます。採石場にはラスティやサンパーを含んだ機械や機関車でいっぱいです。
サンパーは前の日と同じように無言で岩を掘り進めていますが、ラスティはふと山頂を見上げてボルダーを気にします。そして、わずかに動くボルダーを発見するのです。
驚いたラスティは「ボルダーが動いてる!」と機関士に叫びますが、「馬鹿なことを言うな、動くわけがないだろう」と一蹴されてしまいます。
しかし、ラスティと機関士の目の前に、巨大な丸い岩のボルダーが落ちてきたのは次の瞬間でした。
ボルダーがラスティを追い回す
ラスティたちの目の前に落ちてきたボルダーは、ゆっくりとラスティたちの方へ動き出します。バックで走り、逃げ回るラスティ。
やっとボルダーが追いかけてこない場所まで走り、「ボルダーが通り過ぎるまでここで停まっていよう」と安心しかけますが、なぜか今まで前から迫っていたはずのボルダーが今度は後ろから登場。再び追いかけられます。
ボルダーに再び追いかけられたラスティは、丘を上るのか下るのかという二股の線路に差し掛かり、丘を上る道に逃げます。
ボルダーは、そのまま丘を下る線路を猛スピードで転がり落ちていきました。
ボルダーにスカーロイとレニアスが追いかけられる
ラスティがボルダーからどうにか逃げ切った頃、採石場でのボルダーによる事故を何も知らないスカーロイが採石場へと向かっていました。
すると、何も知らないスカーロイの方に向かってボルダーが迫ってきたのです。「たすけて!」と叫び、急いでバックしながら逃げるスカーロイ。
すんでのところで、待避線に逃げ込んだスカーロイのすぐそばを、線路に乗ったボルダーが勢いよく下っていきました。
ボルダーの後ろから走ってきたラスティもスカーロイと合流し、「なんとか操車場に(ボルダーが向かっているということを)伝えなければ…」と危機感を募らせます。
次にボルダーと出会ってしまうのはレニアス。ボルダーがカーブを曲がって自分の方に向かってくるとわかったレニアスは悲鳴を上げ、全速力でバックします。
なんとかボルダーを避けたレニアス。機関士は「すんでのところでぺちゃんこになるところだった…」と恐怖をにじませます。
※このときに途中で橋の上を走るシーンもありますが、ボルダーは全く落ちません。
ボルダーがついに操車場に突っ込む
操車場で何も知らずに貨車を集めていたのはパーシー。ゴロゴロと転がる音を聞いて、悲鳴を上げます。
なおも転がり続けるボルダーは、ついに操車場までやってきていたのです。
「たすけて!こっちへ向かってくる!」と叫びあたふたするパーシーでしたが、とっさに動けません。ボルダーはパーシの横を通りすぎ、操車場へと突っ込みました。
ボルダーが突っ込んだことで、操車場は大破。そして大爆発。
ボルダーによる一連の事故の後、トップハム・ハット卿は被害を調べ、鉱山の閉鎖を決定しました。
ボルダーを見つめて「あの地域だけは、そっとしておけばよかったなあ…」とつぶやくトップハム・ハット卿。
その後、ボルダーは操車場近くの丘の上に移されました。
その後もラスティは、ボルダーが元いた山を見つめてはため息をつくと信じているが…本当かな…?というナレーションで話は締めくくられます。
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トーマス「いわのボルダー」の見どころ・考察
トーマスの中でも異色の「いわのボルダー」、私が考える見どころは以下の点です。
- なんといってもボルダーの大きさ
- ボルダーとサンパーというここだけにしか登場していないキャラクター
- レニアスがボルダーに追いかけられるときのカメラアングル
- ボルダーが操車場に突っ込んだ時の爆発
- 「あの地域だけはそっとしておけばよかったな」というセリフから考えられる、ソドー島のいわくつきの土地の存在
とくに⑤のボルダーや、ボルダーがいた山がいわくつきの場所だったという点は納得ですよね。
ボルダーの形といい、大きさといい、絶対に機関車を踏みつぶしていやろうという気概といい、「絶対にただものではない岩」感が強く、見るたびに「ボルダーはオーパーツなのでは」という気持ちにさせてくれます。
なぜボルダーは再び操車場近くの丘の上に置かれたのでしょうか…。(ちなみにそれから何度も操車場のシーンはありますが、今のところボルダーはチラリとも登場しません。)
トーマス「いわのボルダー」は一見の価値あり!
トーマス数多くのキャラクター、ストーリーの中にあっても異彩を放つ「いわのボルダー」。
まだ見たことがない!という人は、ぜひ実際に動画で見てみてください。ボルダーの勢いと、爆発シーンは必見です。
CGのトーマスと違ってどこかぶっきらぼうな性格で、粗削りな動きのキャラクターたちにも注目してくださいね。
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