我が家は転勤族なので、引っ越しも部屋探しも多いです。
そんな中で「コイツ…とんでもねえな!!」という不動産業者に1人だけ出会ったことがあるので、その時のことを紹介します。
また、とんでもない不動産屋さんとの部屋探しを元に「不動産屋さんを通しての部屋探しのコツ」もまとめました。
- 部屋探しをする予定の人
- 部屋探しの体験談が知りたい人
目次
部屋探しで出会ったとんでもない不動産業者の特徴4つ
絶対そんなとこ住めんやんというところに連れて行く
不動産業者の坂本氏との部屋探しで前もってお願いしていたのは
- できるだけ会社の近く
- ペット(猫)が飼える物件
- 子育て中なので子育てしやすいところ
- 階数があるマンションやアパートならエレベーター付きであること。
物件の外観の写真と築年数、間取りだけ書いてある紙を見ながら、5件ほど回ることになりました。
夫と私、長男(当時6ヶ月)、それに坂本氏との部屋探しです。
つきましたよ、と言われてみた物件、6階建てでエレベーター無しのアパート。その5階。
待てよ。初めの条件からまず外れてるんですが。
それにね、
坂本…私に乳飲み子を抱えて階段で5階まで上がれっての?
その後もやたら古くて汚い物件や、5階建ての最上階(またエレベーターなし)などの部屋ばかり内見させてくる坂本氏。
1軒目を見て「古くてもいいけど汚いのは嫌」「4階以上ならエレベーターが欲しい」とこちらが言っているにもかかわらず、なんでなの坂本・・・。
話聞いてた?
ひょっとして彼は仕事ができないんだろうか・・・?と思い始める私。
何回目かの5階建ての建物で、「ここはエレベーターありますから!」となぜかドヤる坂本氏でしたが、その日に限ってエレベーターが点検中で使用できず。
思わず坂本氏も
とリアルコナンをかます始末。
坂本、そんなんかまされてもまったく笑えないからな。(彼は笑わせる気はゼロ)
もう私の足腰のライフはゼロやぞ。
部屋探し中に接触事故を起こす
部屋探しは坂本氏の運転する車での移動だったんですが、坂本氏はその時に社用車のミラーをなにかしらにぶつけたようです。
(夫によるとおそらく停車中の車だったのではとのこと。)
助手席にいた夫も車のミラーが何かにぶつかったのは分かったらしく、「大丈夫ですか?」と声をかけたそうですが、
その時の坂本氏の返事は車のミラーをウィーンウィーンさせながら
「大丈夫です。」
と言ったとのこと。
心配してんのはそこじゃねえよ坂本ーーーッ!!!
もし車にぶつかっていたとしたら、当て逃げではないんでしょうか…。相手の車大丈夫だったのか…?
なぜッその時ぼんやりしていたんだ私は…ッ!!(度重なる乳児を抱っこしながらの階段の上り下りのためと考えられます。)
夫からこの話を聞いて、私は坂本氏に人の心がないのでは?と思い始めます。
土地勘がない
坂本氏は部屋探し中道を間違えたり、予定と違う物件に連れて行ったりしてくれました。
どうやら彼、土地勘がなかった様子。
土地勘がない担当者、いやだな…。と思いながらの移動でした。
最終的には、何故か初めてその街を訪れたはずの夫が坂本氏のナビ役をやっていました。
しかし、彼は「土地勘がなくてすみません!」「ナビありがとうございます!」という一言ももちろんありません。
坂本氏は不思議な子なのです。
私は、坂本氏は仕事ができないうえに人の心もなく、土地勘もないのでは・・・?と思い始めます。
時間がないアピールをしてくる
坂本氏、当初は「〇時に予定があります」「〇時までに決めたいですね!」なんてこと一切言ってなかったのに、
なかなか決めない我々にイライラしてきたのか、本当に予定があったのかわかりませんが
的な電話を我々の目の前で始めました。
てその時は言っちゃったけど、まてよ?
そもそも坂本氏がめっちゃ道間違えたり、こっちが前もって嫌だって言ってる条件無視した物件ばっかりみせるからじゃね・・・?
坂本氏は仕事への熱意も、人としての心も、土地勘さえも持ち合わせていない子だったのです。
言い方は悪いですが、完全にハズレの担当者でした。
どれか一つだけでも持ち合わせてくれていれば・・・。
部屋探しの時の不動産担当者とのやり取りのコツ3つ
坂本氏(仮名)のおかげで、部屋探しの時の担当者とのやり取りにはいくつかコツがあるなと感じました。
前もって譲れないポイントをしっかり打ち合わせておく
部屋探しをする時、不動産屋さんに前もって条件を伝えていたので、当日の担当者(坂本氏)にも伝わっているものと思っていた私たち。
でも伝わっていたら無駄に初めから条件に合わない物件には連れていきませんよね。
恐らく私たちの意見がきちんと伝わっていなかったのだと思います。(当日何度も伝えましたが、内見担当の坂本氏は応用は苦手だったようです。)
スムーズな部屋探しのためのポイントは以下の通り。
- 前もって自分たちの譲れないポイントをまとめておくこと。
- 電話やweb予約などの際にそのポイントをしっかり不動産屋さんに伝えておくこと。
- 部屋探しの内見の当日の担当者にも、内見に行く前にしっかりと伝えておくこと。
前もって譲れないポイントを(家族内・不動産屋さんの予約時・当日の担当者)と打ち合わせておくことが大切です。
土地勘のある担当者を希望する
はじめての街での部屋探しの場合、あらかじめ不動産屋さんに「土地勘のある人」「街に詳しい人」を担当者にしてくれるように頼んでみるのをおすすめします。
土地勘があれば、部屋探しの時に道に迷うこともないでしょうし、「この辺りは○○が近い」「この辺りは○○が多い」など、暮らしていく上で助かる「生きた情報」もくれることがあります。
「不動産屋さん=土地勘がある」と思い込んでいましたが、坂本氏のおかげでどうやらこれは当たり前ではないと知りました。
不動産屋さんに無理は言えませんが、自分がその土地に詳しくない場合は「できたら土地勘のある人・物件の近くのことに詳しい人を担当にしてほしい」と予約時に伝えておきましょう。
部屋探しをどの程度したいのか伝えておく
「仕事の都合でこの日しか時間が取れないのでこの日に絶対に部屋を決めたい」
「今日はとリあえずよさそうな物件を3軒は回りたい」
部屋探しが緊急なのか、そうでないのか、今日中に何軒は回りたいのかを伝えておきましょう。
これも予約時・当日の担当者ともに伝えておくとベター。
部屋探しのコツまとめ
もう何年も前のことなのに、我が家ではいまだに夫婦の会話に登場する伝説の不動産業者、坂本氏。
もちろん不動産屋さんはこんな人ばかりではないので安心してください。
部屋探しのコツを参考に、あなたにぴったりのお部屋を探してくださいね。
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